占いはなぜ当たるのか?種類ごとの原理や仕組みとは?
毎朝の情報番組の星座占いや誕生月占い、名前の画数で診断する姓名判断、タロット占いや水晶占いなど、世の中にはたくさんの占いがあります。
僕は占いで一喜一憂するほどではありませんが、姓名判断で自分の名前の持つ力や、ニュースの星座占いを見るのは好きです。
今日のラッキーカラーやラッキーアイテムは、着る服や食べ物などちょっとした迷いがあった時に参考にしています。
でも姓名判断やタロット占いなどで「あなたはこういう性格です」「何歳で結婚します」などという鑑定が出て、実際にその通りになったり、鑑定の通りの選択をしたら成功した、という成功例もよく聞きます。
占いはなぜ当たるのでしょうか?
その原理や仕組みなどについて調べてみました。
占いはなぜ当たるのか?:命占い
まずは命占いの原理について調べてみました。
その人の生まれ持った運命や宿命について占う方法。
生年月日やその人の名前などから占う。
基本的には、生年月日や名前の画数を足したり引いたりして、いくつかのカテゴリに分けます。
このタイプの占いは、「人は様々な循環を繰り返している」という考えのもと作られており、その人の現状を加味した上で、カテゴリ別の循環表に照らし合わせて診断します。
例えば、丑年の春生まれの人は2021年の秋に体調面で不安要素が出てくるから、ケガや病気に注意する、冬になったら今までの成果が実りやすく仕事が安定する、といった風な占い結果になります。
基本的に生年月日や名前は変えられるものではありませんから、同じ占術で短期間で占ってもあまり変化はありません。
占術の基礎や解釈がしっかり身についていれば、一般的には当たると思います。
占いはなぜ当たるのか:卜占(ボクセン)
次は、「卜占(ボクセン)」についてです。
よく道端で見かけるたくさんの竹の棒をジャラジャラ混ぜて占う易占(エキセン)や、タロット占い、おみくじも卜占の一種です。
このタイプの占いは、シンクロニシティという概念がもとになっており、「偶然の中に必然を見出す」占術です。
偶然引いたカードによってその人、または相手の深層心理を読み解いていきます。
その時々で選ぶものが変わるため、結果も変わってきます。
複雑な内容よりも、方角の吉凶や待ち人が来るか、進むべきか待つべきかなど、単純な選択に適している占いです。
タロットなどはカードによって運勢を占いますが、占い師によって解釈が異なる場合があります。
同じカードでも相談者の状況や悩みによって、その人に寄り添った鑑定ができるかが、当たる当たらないを大きく左右しているとも言えます。
またタロット占いと称していても、実は霊感や透視も一緒に使って占っている場合もあるようです。
その場合は、この占術が当たる!という訳でなく、総合的に鑑定した結果当たったという感じになります。
占いはなぜ当たるのか:相占い
3つ目は「相占い」についてです。
人相や手相によって占う方法です。
配置や形、色などで占うため、風水なども相占いに分けられます。
人相はメイクで多少変えられますし、手相も環境によって変化すると言われています。
風水は家具の配置や色などより良くする対策が取れます。
相占いは気の流れなどを考慮し、今の状況を改善する環境学、統計学とも言えます。
歴史やデータをもとに作られた占いですから、当たる根拠は十分あります。
占いはなぜ当たるのか:霊占い、透視
次は、霊占いや透視、オーラなどの占いです。
これは、なぜ当たるのかというのは、説明ができません。
一般人には見えないものが見える人、感じ取れる人だからと言うしかありません。
その人の守護霊と話してどんな人生を歩んできたか、またこれから起こるであろうことを聞いたりして、心構えや対策をとるという占い。
オーラ占いは、オーラの色や形、波長などから性格や適職などを診断します。
まとめ
・命占い、相占い→統計学、環境学などデータや歴史をもとにしている
・卜占い→偶然の中に意味を見出す心理学の概念
・霊感、透視能力などを使う場合→そういった能力を持った占い師だから
占いには様々な占術があり、それは意外にも莫大なデータをもとにした統計学や環境学をもとにしていることが分かりました。
もちろん霊視、透視などスピリチュアルな能力を使った占いもありますが、データをもとにしているとなると、僕は一気に信頼できる気がします。