ヘアアイロンのセラミックとチタンの違いは?おすすめ機種も紹介!
最近では男性でもヘアセットに使う人もいるヘアアイロン。
メーカーや機能もたくさんあり、どれがいいのか迷ってしまいますね。
今回はヘアアイロンの加熱部のプレートのセラミックとチタンの素材の違いについて調べてみました。
新しいヘアアイロンの購入を考えている方、是非参考にしてみてください!
ヘアアイロンのセラミックとチタンの違い
3,000円程の安価なものから、サロンで使用するような本格的な数万円するものまで、価格にも大きく差があるヘアアイロンですが、プレートに使用されている材質にも違いがあります。
しかし、一般人に材質の違いはよく分かりませんよね。
ヘアアイロンのプレート部分によく使用されているセラミックとチタンの違いについて説明していきます。
まず、結論から言ってしまうと、下のような違いがあります。
《ヘアアイロンの材質の違い》
- セラミック:陶磁器製で保温性が高く、短時間でセットできる
- チタン:劣化しにくい。摩擦が少ないので髪をこすり過ぎない。高価
セラミック
セラミックとは陶磁器の事で、金属ではありません。
強度の高いお皿の材質と考えてもらえればイメージしやすいかと思います。
セラミックは、素材としては錆びなどの劣化の心配がなく、温まりやすく冷めにくい性質があるので、早くストレートにできるメリットがあります。
私が一番おすすめする、サロニアの定番のセラミックアイロンを載せておきます↓
チタン
チタンとはチタニウムの俗称です。
金属の中でも良質な素材で、強度も強くセラミックに比べ摩擦係数も低いため髪をこすり過ぎない素材と言えます。
しかし強度が強いため加工が難しく、素材としても高価なため、チタンを使った製品は比較的高価になる傾向があります。
サロニアの定番のチタンヘアアイロンです↓
おすすめのセラミックヘアアイロン【ストレート】3選
それでは、ここから定番のおすすめヘアアイロンを、セラミックとチタンそれぞれ紹介していきます!
第3位 ヴィダルサスーン ストレートヘアアイロン 海外対応 VSI-1019/KJ
定番ブランドのヴィダルサスーンのストレートアイロンです。
マイナスイオンの機能がついて2000円台なので、お手頃だと思います。
海外旅行でも使えます。
第2位 Areti 20mm ヘアアイロン ストレート & カール 両用 マイナスイオン i679SUI
国産ブランドのAreti(アレティ)のセラミックアイロンです。
2WAYタイプなので、ストレートもカールにも使えます!
アレティの公式サイトだとセール品も買えます↓
【Areti】
第1位 サロニア ミニヘアアイロン ストレート ホワイト 海外対応 MAX210℃
ヘアアイロンブランドといえば定番のサロニアのストレートアイロン。
プロ仕様で温度設定も100~210度まで設定できます。
海外旅行でもOK。
ミニアイロンなので、オフィスや学校へ持っていくのも便利です。
おすすめのチタンヘアアイロン【ストレート】3選
続いて、チタンのストレートアイロンのおすすめ3選です。
第3位 SALONMOON ストレート ヘアアイロン ダブルイオン
第3位はSALONMOON(サロンムーン)のストレートアイロンです。
このモデルの良いところは、プロ仕様なので、温度調節の幅が広いこと。
80~230度まで設定することができます。
第2位 アゲツヤ 海外対応プロフェッショナルヘアアイロン 220℃ SGH7
アゲツヤのプロ仕様ストレートアイロン。
セラミックにチタンコートをしているタイプです。
第1位 サロニア ストレートアイロン プロ仕様230℃ 海外対応
第1位はやはり強いサロニアのチタンヘアアイロンです。
アマゾンではダントツのレビュー件数を誇ります。
海外旅行でも使えます。
ヘアアイロン前にあわせて使いたい保湿剤
ヘアアイロンは高熱で髪を伸ばすので、どうしても髪を傷めてしまいます。
なので、ヘアアイロンをする前は、
・きちんと髪を乾かす
・保湿剤(スタイリング剤)をつける
ということをしっかりとやりましょう。
材質とコーティングの違い
ヘアアイロンのプレートには、基本となる材質と、その上にコーティングという加工がしてある場合があります。
製品にセラミックコート、チタンコートと謳われている場合、基本の材質は異なる場合があります。
表面だけをセラミックやチタンで薄くコーティングしているだけですから、使用回数と共にコーティングが剥がれてしまう可能性があります。
土台に使用している金属にもよりますが、コーティングが剥がれてしまった部分と残っている部分でムラが出てしまい、髪の傷みの原因になってしまいます。
また、買い替えの頻度も早くなってしまうため、お財布にも痛い結果に。
コーティングだけでも、セラミックアイロン、チタンアイロンと表記されていることもあります。
プレート自体の材質も選ぶ時に気を付けてみましょう。
注意!ヘアアイロンをする前に!髪が傷まない方法は?
セラミックもチタンも特徴の違いはあれど、熱を加えて髪を整えるという点では、髪へのダメージはさほど変わりません。
もちろんマイナスイオンが出る、スチームが出るという差はありますが、それが髪へのダメージをなくす、少なくするという科学的な根拠はほとんどありません。
日々使っていく上で、ヘアアイロンを使用する時のコツを紹介していきたいと思います。
濡れたままの髪にヘアアイロンを使用しない
髪の毛はほとんどがタンパク質でできているため、とても熱に弱いです。
髪の毛をびちゃびちゃの状態でヘアアイロンを使用すると、髪表面の水分と一緒に髪の内部の水分まで一緒に蒸発してしまいます。
結果パサパサの髪の毛になってしまいます。
ヘアアイロンは、乾いた髪か8割方乾かした状態で使用しましょう。
ヘアアイロンをする前にスタイリング剤(保湿剤)をつける
ヘアアイロンは高熱で髪を伸ばすため、傷みやすいです。
保湿剤をつけることで髪のダメージを抑えることができます。
高めの温度で短時間でセットする
イメージ的に温度が高いと髪が傷むと思うかもしれません。
しかし、低温で長時間熱を加え続ける方が髪にとってはダメージが大きいです。
180℃以上の高い温度で数秒しっかり熱を加えてあげることで、しっかりとセットもできて髪にも優しいのです。
市販のヘアアイロンは温度設定が100℃ほどの低温度のものがありますが、美髪の事を考えるなら温度設定は180℃以上になる機種を選びましょう。
アイロン用のヘアケア剤を使用する
ヘアアイロン用、コテ用のヘアケア剤は、アイロンの前にセットしやすく、持ちをよくするためのもの。
またヘアアイロンで傷んだ髪を補修するトリートメントやオイルなどがあります。
髪にとって熱を加えることはとてもダメージの大きいことなので、ヘアケア剤はとても重要です。
ヘアアイロン前の専用スタイリング剤は、髪をクセ付けしやすくするので、短時間でセットできて結果的に髪に優しいのです。
日常的にヘアアイロンやコテを使用している人は、シャンプーやトリートメントも、熱ダメージに特化した商品にすることで、髪を傷めにくく、更に日々のヘアセットも短時間でできるようになります。
まとめ
《ヘアアイロンの材質の違い》
- セラミック:陶磁器製で保温性が高く、短時間でセットできる
- チタン:金属だが劣化しにくく、摩擦が少ないので髪をこすり過ぎない、高価
セラミックやチタンにもそれぞれメリット、デメリットがあります。
個人的には材質の差よりも、設定温度までの立ち上がりの早さ、180℃以上の高温に設定できることにこだわってヘアアイロンを選ぶ方が良いのでは?と思います。
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