傘のサビの予防法3選!ついてしまったサビの取り方も解説します!
皆さんは傘が錆びて動きが鈍くなったりした経験はないでしょうか?
僕は先日、傘を差していたら、洋服にボタンのサビが付いてしまい、シミになってしまいました。
傘がサビてしまうのは百害あって一利なしだと思います!
今回はそんな厄介な傘のサビについて、サビの予防法3選とついてしまったサビの取り方を解説したいと思います!
傘のサビの予防法3選
それでは早速ですが、傘のサビの予防法3選を解説していきたいと思います!
結論としては、下の3つになります。
・傘の使用後は水分を拭き取る
・傘をしっかりと乾燥させる
・傘にサビ止めをつける
それでは下で一つ一つ詳しく見ていきましょう!
予防法1:傘の使用後は水分を拭き取る
傘を使用した後にすぐに傘立てに差すのは良くありません。
汚れても良いタオルなどで水分を拭き取ります。
特にボタンの付いているバンド部分は、他の布よりも厚くなっていて乾きにくいので、よく水分を取り除いておきます。
タオルで拭いたからといって完全に水分がなくなったわけではありませんから、バンドは留めないでおきます。
予防法2:傘をしっかりと乾燥させる
次の日でもいいのでベランダや庭の風通しの良い日陰で完全に乾燥させます。
ポイントは「日陰」。
直射日光に当ててしまうと、傘の生地が色褪せを起こしてしまったり、持ち手の部分が木などの天然素材の場合、割れや変形の原因にもなります。
風通しの良い日陰であればいいので、傘を干せるベランダや庭がなければ、換気扇を付けたり窓を開けたお風呂場でも問題ありません。
予防法3:傘にサビ止めをつける
ちょっとお金がかかってしまいますが、高価な傘やプレゼントでもらって長く使いたい傘ならば、金属部分にサビ止めスプレーでコーティングをしましょう。
ホームセンターで数百円~2,000円弱で売っています。
直接手で触る部分に付けるものなので、使用上の注意をよく読み、手荒れやベタつきが無いサビ止めを選びましょうね。
傘についてしまったサビを取るには?
続いては傘についてしまったサビを取る方法をお話していきましょう!
結論としては、次の2つを使うと効果的です!
・酢
・クエン酸
詳しく解説していきます!
傘のサビを取る方法1:お酢
お酢は酢酸という物質が含有されています。
元々錆は金属が酸素と結合(酸化)したものですから、酢酸をサビ部分に付けると錆の酸素部分だけを取り除いてくれるため、サビが取れる仕組みです。
お酢と水を1:2位の割合で薄めて、それを傘のボタンに塗布します。
オススメはキッチンペーパーなどに染み込ませてボタンに乗せておくと液が満遍なく行き渡ります。
10分程置いたらそのままゴシゴシ拭き取ります。
もし完全にサビの色が取れない時には、もう一度新しいキッチンペーパーで同じ作業を繰り返してみてください。
傘のサビを取る方法2:クエン酸
クエン酸も酢と同じ原理でサビから酸素を取り除いてくれるため、サビが取れます。
ドラッグストアやスーパー、100均などでも安価で売っているので、探してみてください。
サビ取り以外にも水垢の掃除などにも使えますよ。
ちなみにクエン酸を多く含むレモンなどでも同じような効果があります。
(おまけ)なぜ傘はボタンの部分だけサビやすいのか?
ここまで傘のサビについて解説をしてきましたが、皆さんもしかしたら薄々感じているかもしれないですが、傘のボタンは特にサビが出やすいところです。
なぜボタンがよくサビてしまうのでしょうか?
雨傘は基本的に雨で濡れることを前提に作られているので、骨組み部分はサビにくい金属や、水に強いコーティングが施されていることが多いです。
しかしサビにくい素材とは言っても金属であれば多少なりともサビてくるものです。
骨組みの部分は普段あまり擦れたりすることはありませんが、ボタン部分は指や爪で触ったり、開閉の時にもボタン同士が擦れ合います。
摩擦によってコーティングも剥がれてしまうので、ボタン部分は他よりもサビやすくなってしまいます。
緑色の汚れもサビだった!
サビというと赤褐色のイメージが強いですよね。
金属の製品を使っていると青緑色の汚れが付くことがあります。
アレも実は金属のサビです。
青緑色のサビは、「銅」が含有されている場合に起こります。
銅は抗菌作用や加工しやすさなどから、硬貨や多くの家電にも使用されています。
主材料が銅でなくても、表面に銅のメッキをしていると銅特有の青緑色のサビが発生することがあります。
まとめ
憂鬱になりがちな雨の日に、洋服やバックに傘のボタンのサビが付いてしまったり、手が汚れてしまっては更に憂鬱になってしまいますね。
そうならないように、傘が濡れた後はしっかり乾かすこと、万が一サビてしまったら今回紹介した方法でサビを取って、お気に入りの傘が長持ちすると良いですね!
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