水道水を飲める国って何カ国?日本人も美味しく飲める?

2021年2月27日

人間が生活するために必要不可欠な水。

旅行や仕事で出掛ける時、またその国に住もうと思った時は、水って切実な問題です。

海外で水道水を飲むとお腹を壊すと良く言われていましたが、今でもそうなんでしょうか?

水道水が飲める国、飲めると言われている国でも実際日本人が美味しく飲めるものなのか調べてみました。

水道水がそのまま飲める国はごく少数

地球儀

日本は好き嫌いはあれども、水道の蛇口をひねれば、清潔な水が出てきます。

ごくまれに夏場など、水不足で節水するようにニュースが流れる事もありますが、水道をひねっても1滴も出ないような日常生活に困る程の水不足になることはほぼありません。

また、季節的にも乾期の様に全く雨が降らないようなこともなく、ある程度定期的に雨も降り、それを溜めておくダム、飲み水にするための浄水場も整備されています。

そのため、出てきた水道水を煮沸する必要もなく、そのまま飲めるのが日本という国です。

旅行や海外赴任などで、日本を出る時に「水道水が飲める国なのか」は、日々の生活に関わってくるので、とても気になる部分ですよね。

実は水道水をそのまま飲める国は、日本を含め世界で15か国しかありません。

水道水が飲める国:アジア編

まず日本が属するアジアで水道水が飲める国です。

なんとアジアでは、日本アラブ首長国連邦の2か国しかありません!

アラブ首長国連邦は、砂漠地帯が多く1年中水が流れている川はありません。

そのため、海水を淡水化したものを水道水として使っています。

水道水自体は海水を加工しているため、水質的には飲料としても合格点。

しかし場所によっては、貯水施設や配管が十分に清掃されていなかったり、劣化していることもあるので、絶対安全とは言いにくいのが現実です。

水道水の基準が厳しい日本は、世界一美味しい水道水が飲める国ともいえるのではないでしょうか?

他の国では設定されていない、カビ臭さ、硬度(ミネラルの含有量)など、安全性プラス美味しさも追及しているのが日本です。

ちなみに、硬度が高すぎると洗濯石鹸の泡立ちが悪くなったり、お茶が濁る、渋味が増すなどのデメリットがあるため、日本では様々な基準を厳しく設定している様です。

匂いにも敏感なところは、さすが日本人といった感じですね。

水道水が飲める国:ヨーロッパ編

ヨーロッパの山々

ヨーロッパは水道水が飲める国が多く、アイスランドアイルランドオーストリアクロアチアスイススロベニアスウェーデンドイツフィンランドの9か国です。

特にアイスランドやオーストリアは、清潔で安全な天然水が水道から出てくるので、もしかしたら日本よりも塩素臭さなどが少ないと思います。

他の国でも飲めることは飲めますが、そもそもヨーロッパの水は硬水が多いため、日本の水と比べるとクセが強いです。

慣れてくると大丈夫だったり、ダイエットなどで硬水を飲むようにしている人などは抵抗なく飲めるかもしれません。

しかし、日本のようなクセの少ない軟水を飲みたいのであれば、ペットボトルのお水を買う事をおすすめします。

水道水が飲める国:北アメリカ編

北アメリカの川

北アメリカで水道水が飲める国はカナダのみです。

カナダは雄大な大自然が広がる国で、水資源も豊富です。

国でペットボトルの削減に取り組んでいるため、水道水を飲むことを推奨しています。

カナダの水道水の基準はとても厳しく、1日に何度も検査を行っています。

地域によって水の硬度が異なり、西側のバンクーバーは超軟水、東側のトロントは中硬水。

しかし同じ西側に位置するブリティッシュコロンビア州では、鉄分が異常に高い水道水が出ます。

衛生的には飲んでも問題ありませんが、胃が弱い人はすきっ腹に鉄分を入れると、胃が荒れる事もあります。

心配な場合は、渡航先の水道水を調べて、自分に合わなそうならミネラルウォーターを購入した方がいいでしょう。

水道水が飲める国:その他

キリン

今まで紹介した国の他にも水道水が飲める国を紹介します。

オセアニア地方ではニュージーランドオーストラリアの2か国です。

ニュージーランドは日本と同じ軟水ですが、国民の虫歯率を下げる取り組みとして、水道水にフッ素が配合されています。

そのため、日本で飲む水道水とは味が異なると思います。

オーストラリアは、水道設備が整備されていて水質も問題ありませんが、水不足が深刻な地域であるため、取水制限になることもあります。

また地域によっては硬水でマグネシウム分が高い水の場合があるので、慣れていないと便が緩くなりお腹を下している様に感じることもあります。

僕個人としてビックリしたのが、アフリカにも水道水が飲める国がありました。

南アフリカレソトモザンビークの3か国です。

アフリカって雨水や川の水を汲みに行っているイメージでしたが、南アフリカの都市部は水道設備が整っている所では水質も良く、そのまま飲んでも大丈夫なんだとか。

レソトは元々南アフリカだったため、その名残で水道設備も整っているので、水道水が飲める国です。

モザンビークは国土交通省は飲めると発表されていますが、外務省からはそのままではなく煮沸が推奨されています。

アフリカの水道水は基本的に硬水なので、日本人には多少違和感があると思います。

設備が整っているとはいえ、何かあってもアフリカで十分に薬や医療を享受できる環境ではないと思います。

自分の身を守る意味でも、煮沸かミネラルウォーターを購入した方が良さそうです。

まとめ

POINT
《世界で水道水が飲める国は日本を含め16か国》
日本、アラブ首長国連邦、アイスランド、アイルランド、オーストリア、クロアチア、スイス、スロベニア、スウェーデン、ドイツ、フィンランド、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、レソト、モザンビーク

日本以外では15か国しか水道水が飲める国はありませんでした。

飲めるといっても、「ある程度の衛生基準に達している」というだけで、硬度が高く日本人には飲みにくかったり、お腹が緩くなりやすかったりと、不安要素は多いです。

ヨーロッパは、アルプスの天然水、エビアン、ボルビックなど日本でも有名なミネラルウォーターの産地だけあって、水道水が飲める国が多かったのは、さすがといったところですね。

スポンサーリンク

旅行

Posted by takgak