日本三大そばって何が該当?作り方や食べ方を徹底的にまとめてみた!
みなさんこんにちは!
みなさんは普段そばをよく食べますか?
また、そのそばはどこで作られたか知っていますか?
日本には実に多くのそばがあり、作り方、食べ方、麺の種類、太さ、おつゆの種類などによって各県や地域により違いがありますよね。
そばの歴史はとても古く、職人さんの技はもはや伝統芸といえるほどで、素人にはまねできないものです。
そこで今回は、日本に数あるそばの中から、選りすぐられた3種類、「日本三大そば」をご紹介していきます!
この記事を読んだ皆さんは、ぜひ日本三大そばを食べにその地域に行ってみてください!
お土産などに買って帰ったらきっと喜ばれること間違いなしです!
それでは、「日本三大そば」について見ていきましょう!
日本三大そばって何が該当?
それでは「日本三大そば」についてですが、単刀直入に言うと日本三大そばとは「戸隠そば(長野県)」、「出雲そば(島根県)」、「わんこそば(岩手県)」の3つになります!!
そばをあまり食べたことがない方でも、3つのうちどれかは聞いたことがあるんじゃないでしょうか?
特にわんこそばは有名でよく聞きますよね!
これらの3つのそばですが、作り方から食べ方まで、三者三様あり比べてみると実に面白いことがわかりました。
皆さんもこれを機に、そばの食べ比べなどをしてみてはいかがでしょうか!
それでは順番に見ていきましょう!
日本三大そば1:戸隠そば(長野県)
お昼はお蕎麦で#menjolno#戸隠そば#大久保の茶屋 pic.twitter.com/OaDYol8aha
— こぅじ@やっぱfripSide好きやねん✨ (@coji2hacoji2dy) March 22, 2020
《歴史》
戸隠そばの歴史は、平安時代に登山者が携帯食としてそば粉を持ち歩いたことが始まりとされています。
江戸時代になり、寛永寺から当時の戸隠山・顕光寺に「そばきり」に技術が伝えられ、その後遠方から来たお客様などに振舞う料理として広まっていきました。
《食べ方》
水をあまり切らずに盛り付けられたものが基本です。
また、海のない長野で生まれた戸隠そばは海苔などをかけず、辛みのある大根などを薬味として味わうのがポイントです!
《特徴》
「ぼっち盛り」といい、水を切らずにそばをくるっとまいた束が、いくつもざるの上にのっているのが特徴です。
戸隠でできたそばは甘みが多く、風味がとてもよいものです。
■そば処千成
住所:長野市戸隠2339
電話番号:026-254-2612
営業時間9:30〜17:00(木曜定休)
■しなの屋
住所:長野市戸隠3498
電話番号:026-254-2248
営業時間:4月上旬~12月上旬9:30~17:30
日本三大そば2:出雲そば(島根県)
出雲そば やくも @調布
あごフライ定食あご(とびうお)のフライ、初めて食べるかな。アジとはまた違う旨さ、上手く表現できないけど美味しかった。
割子蕎麦もしっかりとした食感で良いね。割子1枚じゃ足りないなw
( ´▽`) pic.twitter.com/q7djTs62EI— 東京チャルメラ (@TokyoCharumera) March 21, 2020
《歴史》
寛永15年(1638年)に信濃国の松本藩から松平直正公が幕府からの命令で、領地を他に移されたときに、賄とともにそばきりの技術が出雲にわたったのが始まりといわれています。
《食べ方》
一般的なそばの食べ方は、そばつゆにそばを入れるものだと思うのですが、出雲そばはここが違います!
そばにつゆをかけて食べるのが出雲そばなんです!
おもしろいですよね!
《特徴》
出雲そばは、島根県出雲地方でよく食べられる郷土料理として広く愛されています。
割子そばや釜揚げそばもあるのが特徴で、見た目が一般的なそばよりも黒いため、見ただけで判断できるものが多いです。
■羽根屋本店
住所:島根県 出雲市 今市町 549
電話番号:0853-21-0058
営業時間:11:00~15:00 17:00~20:00(L.O.19:30)
定休日:第1水曜日 第3水曜日
■かねや
住所:島根県出雲市大社町杵築東四ツ角659
電話番号:0853-53-2366
営業時間:9:30~16:00(L.O.15:30)
定休日:無休
日本三大そば3:わんこそば(岩手県)
わんこそば気合いで124杯食べる124回生の鏡 pic.twitter.com/76mZu3Jry0
— U (@ilikemeverymuch) March 17, 2020
《歴史》
寒い土地でも採れるそばは岩手ではよく食べられており、冠婚葬祭の際によく振舞われていたといわれています。
人が多く集まる際に食べられていましたが、どんなに大きい鍋でも10人前ほどしか作ることができず、より多くのそばを作る方法として、少量ずつそばを振舞うことで、その間にさらにそばを作り、途切れることなく多くの人に振舞っていたそうです。
また、昭和55年に盛岡の地元の蕎麦屋さんが集まり、何か面白いことができないかということで、当時「わんこや」という蕎麦屋でやっていたこの食べ方を広めたことから「わんこそば」と名付けられたそうです。
《食べ方》
一口分のそばをお椀に入れ、食べ終わったら次のそばを入れるという食べ方です。
《特徴》
そばの食べ方がすごく特徴的でしたが、そば自体はたくさん食べられるようにあまりクセがなく、さっぱりとした味わいです。
また、飽きが来ても食べられるように様々な薬味で食べ方を変えていくというのも特徴ですね。
■やまや
住所:岩手県盛岡市大沢川原1-1-16
電話番号:019-652-0808
営業時間:11:00~20:00(蕎麦無くなり次第終了)
定休日:日曜・祝日
■東屋本店
住所:岩手県盛岡市中ノ橋通1-8-3
電話番号:019-622-2252
営業時間:11:00~20:00(OS)お店の都合で夕方15~17時休む事が大体
定休日:12/30~1/1
まとめ
みなさん最後まで読んでいただきありがとうございました。
日本三大そばはいかがだったでしょうか?
そば自体が非常に歴史が古いもので、特に戸隠そば、出雲そば、わんこそばの3つは歴史とともに面白い伝統がありましたね。
作り方も食べ方も様々なこれらのそばですが、日本にはまだまだおもしろい作り方、食べ方のそばがあるので、ぜひ日本中のそばを食べてみてください!
きっと奥が深いですよ!
みなさんのそばライフがよいものになることを祈っています。
それから、今回解説したような「日本三大」シリーズは他にもいろいろあって面白いですよ!
※「日本三大」シリーズはコチラの記事でまとめているのでご覧下さい!
それでは!