正しいリコーダーの洗い方とは?洗剤は使える?材質別のお手入れ方法

2021年2月27日

リコーダーは小学校3年生くらいになると音楽の授業で習い始めます。

初めて使う楽器に子供のテンションは上がりますが、それに伴うのが楽器のお手入れ。

学校で使うモノは強度もそれなりのものですが、やはり丁寧に使ってほしいですよね。

学校でもお手入れしていると思いますが、長期休暇の時に持って帰ってくると、なんだかニオイや汚れが。

親としては口に直接つけるから、清潔に使ってほしい。

そんな方に正しいリコーダーの洗い方を紹介します。

リコーダーは洗剤で洗える?

多くの小中学校で使用される黒やこげ茶、ベージュのリコーダーは基本的にABS樹脂という合成プラスチックという素材でできています。

ABS樹脂は塗装無しでも綺麗な光沢が出る上、耐久性や衝撃性にも優れています。

しかし、気候の変化には弱いため、直射日光の元で長時間使用したり、天日干しするなどはいけません。

また最近は感染症の影響などで、とりあえずアルコール除菌!という人も多いと思います。

しかしリコーダーの素材はアルコールに弱く、あまり頻繁に使用すると材質が膨張し歪んでしまう事があります。

除菌したい時はアルコールが配合されていない除菌シートなどで拭き取ってください。

リコーダーに食器用洗剤は使ってOK!

リコーダーには、食器用の中性洗剤は使用しても問題ありません!

リコーダーは使用後に棒の先端にガーゼを付けてお掃除すると思います。

しかし、授業の移動などで毎回掃除できないことや、掃除しても中が乾く前にケースの中に入れてしまうこともあります。

そういう時に残った汚れや水分が頑固な汚れや詰まりの原因になります。

頑固な汚れが付いた時の洗い方は、食器用の中性洗剤を水で薄めた液につけ置きした後、菜箸などにガーゼを巻き付けたものや、スポンジの柔らかい部分で擦ってみてください。

つけ置きすることで汚れがふやけて取れやすくなりますよ。

ABS樹脂製のリコーダーのお手入れ方法

リコーダー

それでは正しいリコーダーのお手入れ方法を見ていきましょう。

【日頃のお手入れ方法】
※お手入れ方法は樹脂製、木製共通です。

1 ジョイント部分を外し、3つの部位に分ける。

2 一番上の部位のエッジ部分に優しく指をあて、拭き口から強めに息を吐き、中の水分を吹き飛ばす。
 ※エッジ部分:拭き

3 リコーダーの各部位の外側を柔らかい布で拭く。

4 お掃除棒にガーゼを巻き付け、リコーダー内部の水分を拭き取る。

5 中間のジョイント部分にグリス(リコーダークリーム)を薄く塗る。

6 内部の水分が乾いてからケースにしまう。

【グリスとは】
リコーダー用のグリスは、ジョイント部分の嵌め込みをスムーズにする潤滑剤です。

ワセリンのようなクリーム状で、リコーダーを購入すると基本的には付属品としてついてきます。

小学校で使うソプラノリコーダーは、グリス無しでも取り外し出来ないことはありません。

しかし中学校などで使うアルトリコーダーは、グリスが無いと摩擦が強く取り外すのに苦労します。

リコーダー単体で販売している場合は、楽器店や通販などで購入できます。

木製リコーダーのお手入れ方法

木製リコーダー

公立の小中学校ではあまり使用されませんが、木製リコーダーは本格的に音楽を極めたい大人の楽器というイメージです。

柔らかいメイプルは澄んだ音色でアンサンブル向き、硬いローズウッドは力強い中にも甘さのある音色が魅力。

といったように木の種類によって違った音色を奏でます。

貴重な木材を使用しているため、木製のリコーダーは樹脂製と比べ桁が1つ違うほど高価です。

樹脂製のリコーダーよりもお手入れをしっかりしないと、木製のリコーダーは歪みやカビなどの問題が起こりやすいので、気を付けてお手入れしてあげてくださいね。

【日頃のお手入れ方法】
基本的に1~6までは共通です。

木製のリコーダーはジョイント部分に空気漏れを防ぐためにコルクが巻かれています。

このコルクやジョイント部分の嵌合をスムーズにするため、また摩耗を防ぐため毎回グリスを塗る、しっかり乾燥させてから収納することを徹底しましょう。

しっかり乾かそうと天日干しや暖房器具の前に置くことは絶対にNG。

天然の木材は紫外線や、急激な温度変化によって繊維が割れてしまったり、歪んでジョイント部分がはまらなくなることがあります。

あくまで布で水分を拭いた後、陰干しで蒸発させましょう。

また、洗剤も素材が変質する可能性があるので、絶対使用しないでください。

まとめ

 
ABS樹脂製のリコーダーは中性洗剤で水洗い出来る。

木製は洗剤NG。
木製は水分や気温の変化に弱いので、入念にお手入れしてからしまう。

基本的にリコーダーの内部にある水滴は、はき出した息がリコーダーの内部で結露したものなんだそうです。

しかし使い始めて間もない小学生などは上手に吹けずに、唾や食べかすなどを一緒に出してしまうこともあります。

音楽の授業の前は口の中を濯いでから吹く、定期的に吹き口を隅々まで洗うなど、きちんとお手入れしてあげることで、見た目も音色も綺麗なまま維持できますよ。

それでは!

道具

Posted by takgak