日本三大毒草とは?間違えやすい山菜や毒性について調べてみた

2021年1月13日

毎年山菜取りやキノコ狩りの季節になると、食べれるものと間違えて毒草を食べて中毒を起こしたというニューズが報道されます。

そんなに間違えるものかな?と思い、今回、日本三大毒草と呼ばれるものについて調べてみました。

日本三大毒草について、見た目や毒性について、最後に身近な花や草で危険な毒性があるものについても紹介していきます!

日本三大毒草1:トリカブト

日本三大毒草の1つ目はトリカブトです。

皆さんも1度は聞いたことがある毒草ではないでしょうか。

トリカブトはキンポウゲ科トリカブト属の総称で、日本には約30種類のトリカブトが存在します。

その名の通り、昔の衣装の鶏兜に花の形が似ていることが名前の由来だとされています。

花は種類によって紫、白、黄色、ピンクなどの色味があります。

トリカブトの毒は全草に含有しており、特に根の毒性が強いです。

トリカブトの毒性は極めて高く、経皮吸収(触るだけでも体に毒が入ってしまう)されますし、経口摂取すると数十秒で死に至ることがある強力な毒です。

主な中毒症状は嘔吐、呼吸困難、臓器不全です。

有効な解毒剤がないため摂取した場合は、早急に医療機関で胃洗浄を受けるしかありません。

ヤマトリカブトという種類は、モミジガサという山菜の葉っぱに似ていることから、誤って食べてしまう事例があります。

どちらも湿気のある沢沿いに生える植物なので、山菜採りの際は十分に注意が必要です。

日本三大毒草2:ドクウツギ

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ドクウツギの実が黒く熟してきました。名前の通り、日本三大有毒植物のひとつ。昔は村で中毒者が出ないように駆除作業を行っていたそうです。確かにこれは子供が食べそう…(^_^;) . . リアガーデンは「リアホーム~住まいの窓口~」も展開中! 建物だけでなく、エクステリアもきちんと視野に入れたマイホームづくりを応援します。詳しくはHPをご覧ください(^_^) . . #リアガーデン#新築外構#エクステリア#リガーデン#つくばエクステリア#つくば外構#リアホーム#住まいの窓口#マイホーム#マイホームづくり#マイホーム計画#つくば#つくば市#つくば新築相談#守谷新築相談#取手新築相談#相談窓口#茨城県南#ガーデニング#花#山野草#茶花#庭づくり#ドクウツギ#筑波実験植物園#綺麗なものには!

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日本三大毒草の2つ目はドクウツギです。

成長しても2m以下の低めの木です。

北日本、東日本の広い範囲の河川敷、山地、海岸沿いなどに自生しています。

4~5月頃に赤っぽい小花を咲かせ、その後赤い実を付けます。

赤い実は熟すと濃い紫色に変化します。

葉や枝などにも毒性はありますが、一番毒性が強いのが実の中の種子です。

ドクウツギの怖いところは、実が甘く子供が他の木の実と間違えて食べてしまうことです。

最初は甘く食べ進めてしまうと、気付かない内に致死量を摂取してしまい、そのうち中毒症状が出てきます。

中毒症状としては、泡を吹いて痙攣する、吐血、呼吸困難を起こし、死亡に至るケースもあります。

山間部の道路沿いなどに生えていることがある、ヤマボウシ、キイチゴなどと間違えることが多いようです。

戦時中など食糧難の時期は、子供が甘い実に喜んで食べ進めてしまい、何人もの子供が犠牲になる事件もありました。

その地域では再発防止のために、近隣のドクウツギの木を根こそぎ伐採したという話もあります。

見出し3 日本三大毒草3:ドクゼリ

日本三大毒草の最後はドクゼリです。

食用にされるセリと同じセリ科の植物です。

茎や花の色や形がセリと似ていて、更に水辺や湿地などに自生することから見分けは難しい。

花の咲く時期や背丈など多少の差はありますが、ぱっと見は同じです。

同じ湿地に混在している場合もあるので、混ざって収穫してしまうことがあります。

中毒症状としては、痙攣、呼吸困難、嘔吐、下痢、意識障害などがあります。

葉や花での判別は難しいですが、ドクゼリの根はタケノコ状の太い根、セリの根は細いヒゲ根であることから、判断に迷った時は根を抜いてみるといいでしょう。

気を付けるべき身近な毒草

日本三大毒草を紹介しましたが、私たちの周りには花壇や道端に生えている様な身近な草花にも毒性があるものが多いです。

食べれる野草や野菜と勘違いしたり、子供がおままごとで誤って口に入れないように覚えておきましょう。

南天

よく庭木や街路樹などに用いられる南天の木は、冬には真っ赤な実をたくさんつけます。

「南天のど飴」など生薬として利用されることがありますが、これは乾燥させたもので、生のままの実を大量に摂取すると神経麻痺、呼吸困難の危険があります。

水仙

よく葉っぱの部分をニラと間違えて食べてしまう事例が多い花です。

花が咲いていれば分かりやすいのですが、春先以外は葉っぱのみになるため、間違えて食べてしまうようです。

水仙の中毒症状は初期段階で強い嘔吐感のため、体に致死量が吸収される前に吐き出されることがほとんどで、比較的重症にはなりにくい。

他にも頭痛などの症状を引き起こします。

福寿草

2~4月の早春に小ぶりな黄色の花を咲かせる福寿草にも毒はあります。

背が低く、葉っぱが密集している姿がフキノトウに、葉っぱの形がヨモギに似ているため、誤食してしまうことがあるようです。

中毒症状は、嘔吐、呼吸困難、心臓麻痺などがあります。


このように身近な草木にも毒性はあります。

また、食用として食べられるギンナンも多量に摂取すると中毒症状を引き起こすことがあります。

まとめ

■日本三大毒草

  • トリカブト
  • ドクウツギ
  • ドクゼリ

日本三大毒草は死に至る危険もあり、もちろんこの3つは食べないのはもちろん、肌に付いても毒性を吸収する可能性があるので、近付かないようにしなければいけません。

意外にも福寿草や水仙など早春の風物詩として人気のある花でも毒を持っているので、小さいお子さんと花壇を作る機会などには、事前に植える花に毒性がないか調べておくといいですね。

それから、今回解説したような「日本三大」シリーズは他にもいろいろあって面白いですよ!

※「日本三大」シリーズはコチラの記事でまとめているのでご覧下さい!

それでは!