クッキングシートの用途別の代用品は?意外なものが代用品になる!?
クッキングシートの代用品って何があるでしょうか。
クッキングシートは買い物ついでに買うこともありますが、意外と値段が高いので「今度でいいや」と後回しにしがちです。
そんな時に限って子どもが「クッキー焼きたい」「マカロン作りたい!」とか言い出すのですよね。
今回はクッキングシートの代用品についてご紹介していきます。
クッキングシートに向くもの向かないものも合わせて解説していきますね。
クッキーを焼くときの代用品
オーブンレンジでクッキーやお菓子を焼く時の代用品は、バター、マーガリン、サラダ油などが適しています。
クッキングシートがないからと、クッキーを作るのを諦めたりするのはもったいないですよね。
またオーブンレンジを使うのと使わないのでは、クッキーの美味しさに差がでるような気がします。
オーブンレンジの天板に直接バターやマーガリンを塗るのです。
意外とも言えるこの方法は実はクッキングシートが発売される前は、この方法が主流だったのです。
バターやマーガリンは扱いやすく、バターやマーガリンを使用するのは一番簡単なクッキングシートの代用品ですね。
サラダ油をクッキングペーパーの代用として使うこともできます。
オリーブオイルでも代用できます。
こちらもバターやマーガリンと同様に、天板やフライパンなどに薄く均一に塗り広げることでクッキングペーパーの代用として十分使用することができます。
キッチンペーパーなどに油を含ませてから塗り広げると均一に伸ばすとよいでしょう。
蒸し器で使うときの代用品
蒸し器やフライパンでシュウマイなど蒸すときにクッキングシートを敷くと下にくっつくのを防いでくれます。
蒸し器を使うときクッキングシートの代用としてレタスやキャベツなどの葉物野菜で代用することができます。
むしろ葉物野菜を代用すると、蒸しながらシュウマイなど蒸しているものに適度な水分を与えてくれますので過度な水分が必要ありません。
クッキングシートの代用として使ったレタスやキャベツは、蒸し野菜になるのでそのまま食材と一緒に皿に盛り付ければ見栄えも良く無駄もなく一石二鳥です。
落とし蓋として使うときの代用品
クッキングシートは落とし蓋としても使えます。
もともと木製の落とし蓋もない、クッキングシートもないというときは、紙皿を落し蓋としてクッキングシートの代用ができます。
運動会などで余った紙皿があるという人もいるかと思います。
普段の生活で紙皿を使う頻度はあまり多くないため、使い道に困るという人もいるでしょう。
使い方は、紙皿に数か所穴を開けるだけで、落し蓋として代用できます。
穴をあけるときは、フォークなどで刺すと簡単に穴をあけることができます。
使い捨て出来るところも衛生的に使えていいですね。
ただし、プラスチックタイプの紙皿で代用するときは必ず耐熱温度を確認しましょう。
鍋の中で溶けだしてしまうと大変です。
大き目の昆布もクッキングシートの落し蓋として代用できます。
大き目の昆布が自宅にある人は、ぜひ昆布を代用してほしいものです。
自宅にある昆布も使いきれず余っている場合があります。
落とし蓋として使うと昆布のダシも取れるので、和風の料理を作るときにはおすすめです。
使い方は、乾燥している昆布をそのまま落し蓋として使用してもいいですし、少し水で戻した昆布でも代用することが可能です。
柔らかくなる分使いやすいでしょう。
無駄なく使えるのも昆布の魅力です。
昆布を落とし蓋に代用したときは、他のダシはいらないくらいですね。
おいしい煮物になることでしょう。
代用品を使うときに気をつけること
今回ご紹介した代用品は食品を代用しているので安全なものばかりです。
オーブンレンジで使うときの代用品は、バターやマーガリン、サラダ油などは安心して代用できるでしょう。
ラップを代用として使うと高温に耐えきれず溶けてしまうことがあります。
オーブンレンジで焼くときは最低でも170度、高温だと210度くらいなときもありますのでラップは使わないほうが無難です。
これがクッキーに触れると有害な物質が発生するおそれがあります。
牛乳パックは、開くと一見代用できそうな気もしますが、外のパッケージのインクが溶け出すこともあります。
アルミホイルはオーブンレンジには使えますが、オーブンレンジと電子レンジが自動で切り替わるタイプやモードだったりするとアルミホイルを使っていると故障の原因になったりしますので注意しましょう。
またアルミホイルを落とし蓋に使う人も多いかもしれませんが、そのままアルミホイルを放置すると溶けることもあるので避けたほうがいいでしょう。
塩分や酸が多い料理で使用すると化学反応を起こして溶け出すことがあるようです。
動画がありました。
クッキングシート代用のまとめ
- オーブンレンジでクッキーやお菓子を焼く時の代用品は、バター、マーガリン、サラダ油などが適している
- 蒸し器としての代用品は葉物野菜
- 落とし蓋としての代用品は紙皿や昆布
- 代用品は熱に弱いものは避ける
蒸し器を使うとき葉物野菜の代用や落とし蓋としての紙皿や昆布の代用品は、クッキングシートを使うより代用品のほうが良いようにさえ思えてきました。
僕もちょうどお土産に横浜のシュウマイを頂いたところなので、明日はレタスを敷いてシュウマイを蒸かしてみたいと思います。
一石二鳥になる代用品、ぜひ試してみてくださいね!