世界三大登山鉄道とは?おすすめの観光スポットもお伝えします!

2021年2月27日

登山鉄道は、急峻な山岳の勾配を登り降りする鉄道路線ことです。

特に決められた定義があるわけではありませんが、鉄道路線のなかでも特に険しい条件が絡む山岳路線を指すことが多いようです。

世界三大登山鉄道と呼ばれる路線があります。

山岳地帯に作る鉄道は、資金の問題もあり建設も大変だったことでしょう。

山に作るのですから急な勾配や斜面の問題は想像を絶しますね。

今回は世界三大登山鉄道についてお話していきます。

機会があったらぜひ一度訪れてみたいところばかりですね!

世界三大登山鉄道1:阿里山森林鉄道(台湾)

世界三大登山鉄道の1番目は、阿里山(ありしゃん)森林鉄道は、台湾中部の山間に位置し「阿里山国家風景区」は、台湾最強のパワースポットとして人々が絶えない人気の観光地です。

日本人にはあまり馴染みのない観光地ですが、実は日本人が深く関わっていた土地でもあります。

阿里山森林鉄道は、日本統治時代の1899年に、ヒノキ材を運搬する目的で建設されました。

全長72.7kmと短いながらも、始発-終着駅間標高差が2274mにもなる鉄道は、当時の日本とアメリカの最先端の技術を駆使して建設されました。

「阿里山国家風景区」には、いくつもの宿泊施設が点在し、翌朝の日の出を見ることを目的として観光客が集まります。

日の出スポットは、祝山の展望台です。

ここに行くには祝山線に乗って行くか、歩いて行くかのどちらかで、歩いて祝山の展望台へ行く場合は阿里山駅からは片道約1~1.5時間かかります。

外灯はところどころにありますが、懐中電灯やヘッドランプなどの明かりが必要になります。

祝山線に乗る場合は必ず前日に切符を入手しましょう。

人数制限もあり、かなり混みあいます。

当日の切符購入では肝心の日の出時間に間に合わないおそれもありますよ。

・阿里山国家風景区内の森林鉄道
祝山線:阿里山駅⇔祝山駅 早朝日の出に合わせた運行のみ
前日の13:00~17:00の間に切符売場で購入できますが、詳しくは現地で確認しましょう。
(阿里山駅やホテルで確認できます)

世界三大登山鉄道2:ダージリン・ヒマラヤ鉄道(インド)

世界三大登山鉄道の2番目、ダージリン・ヒマラヤ鉄道は、インドの東北部に位置し紅茶で名高いダージリン地方を走る鉄道です。

この路線の建設が開始された1879年当時は、インドはイギリス(大英帝国)の植民地でした。この路線は紅茶の輸送と避暑客の便宜を図るために建設が開始されたのです。

開通を急ぐイギリスは、現場に既に存在していた山道や地形を流用し易いよう、本路線に用いるレール幅を軌間 610 mm のナローゲージとし、機関車には小回りが利く小型のタンク機関車を採用しました。

本線は1881年7月3日に開通した世界最古の山岳路線です。

1999年11月には世界遺産に登録されました。

老朽の蒸気機関車を使っているため故障に伴う延着・途中駅での運転中止は日常茶飯事であるようです。

さらに山岳鉄道なので運行速度は遅く、全線走破に7 – 8時間を要します。

速度は 10 km強程度でしょう。

しばしばトラブルから最終駅まで到達できるとは限らず、途中駅で運転打ち切りになることが多いです。

この場合ダージリンへ行くにはバスや自動車をチャーターしなければなりません。

並行して同区間を3 – 4時間で結ぶバスも走っていて、実用的には地元ではバスの方がよく使われています。

登っていく途中で幾度もバスに追い越されることも多いですが、この鉄道のために周辺の開発が進んだのは良いことですね。

世界三大登山鉄道3:ユングフラウ鉄道(スイス)

世界三大登山鉄道の3番目、ユングフラウ鉄道はスイスの登山鉄道です。

19世紀末から20世紀初頭にかけて建設され、終着駅のユングフラウヨッホは、ヨーロッパで最も高い場所(海抜3454m)に位置する駅です。

始発のクライネ・シャイデック駅を出発すると、アイガー北壁、メンヒ両山の山中をトンネルで通過し、ユングフラウの途中にある終点ユングフラウヨッホ駅まで登っていきます。

アイガー北壁についてはこちらから↓↓↓

スイスのユングフラウ山地は標高が高い山が連なっており、ユングフラウ鉄道の始発のクライネ・シャイデック駅は、ヴェンゲルンアルプ鉄道との乗換駅でもあります。

1860年代にユングフラウを登る鉄道を敷設しようとする構想は示されていましたが、資金的な問題などで見送りになりました。

しかし、19世紀末までには資金繰りの目処がたち、1896年よりユングフラウ鉄道の建設が開始されました。

アイガー、メンヒ両山の内部をトンネルで通過するために蒸気機関車の使用が困難であり、当初は電気機関車、後に電車を用いることになります。

電気は豊富な水を利用した水力発電で供給されています。

1898年までにアイガー山麓(アイガーグレッチャー駅)までの路線を完成させ、部分的ながら営業が開始されました。

ユングフラウの山頂まで鉄道やロープウェイを建設する構想もあったそうですが、資金の限界や観光客が高山病を発症するリスクなどを考えて断念したそうです。

僕もユングフラウ鉄道で高山病になり最終のユングフラウヨッホ駅に着いた途端倒れました。

そこから景色を見たかった‥無念です。

日本の登山鉄道

日本にもいくつか登山鉄道があります。

そこで僕が何回も訪れたことのある「箱根登山鉄道」をご紹介します。

箱根登山鉄道は、当時の東海道本線の経路から外れる小田原と箱根を結ぶことを目的として作られた登山電車で、小田原駅から箱根湯本、そして強羅駅までを結ぶ登山電車です。

強羅駅は標高541mです。

箱根山は車で行く方法もありますが、箱根登山鉄道に乗ると箱根山をくまなく回ることのできるフリーパスチケットがあります。

このチケットは登山鉄道、ケーブルカー、そしてロープウェイ、海賊船、とフルで箱根を楽しむことができます。

強羅駅からケーブルカーに乗り換え、その後はロープウェイ、芦ノ湖と回っていきます。

ロープウェイで早雲山駅〜大涌谷の絶景と、大涌谷の硫黄の臭いはなんとも言えないです。

でも不思議と我慢できる臭いです。

車で行っても海賊船やロープウェイに乗ることもできますが、単品で買うとちょっと高くつきます。

箱根山は回ってみるところなので、マイカーで行くとその場所にまた戻らないといけません。

これが地味に面倒だったりします。

6,7月に登山電車に乗ると、紫陽花がきれいですよ。

まとめ

登山電車は、通常の路線の電車よりも高度な技術が必要とされます。

箱根登山鉄道も穏やかな日々ばかりではなく、苦労の方が多かったようです。

昨年の台風でも線路の折損などがありやっと復活できましたが、過去には関東大震災でも被害に合いましたが、その都度乗り越えてきました。

僕も去年から行っていませんが、また久しぶりに登山電車に乗ってみようかなと思っています。

旅行

Posted by takgak