みりんの代用品は?レパートリーが広がり財布にも優しい6つの裏ワザ

2021年2月27日

和食の定番調味料みりん。

煮物に焼き物に欠かせない調味料ですが、洋食メニューでは出番が少なく、妻と交代で食事作りをする我が家では『さて、晩ごはん作ろっかな』と思った時に、『あれ?みりんが切れてたの忘れてた…』なんて気が付く事もしばしばです。

そんな時に役立つおススメの代用レシピをまとめてみました。

これで予定外の買い物に走らなくとも大丈夫、しかもキッチンもすっきりですよ!

みりんは何からできているの?

日本酒

みりんはもち米と米麹を焼酎などアルコールに加えて2~3ヶ月程度熟成させたものです。

みりんの甘みはこの成熟の過程でもち米のでんぷんが糖化されて生まれます。

アルコール度は13%前後と高く、もともとは調味料ではなく『甘いお酒』だったため酒税+消費税も軽減税率対象外です。

どうりでちょっと高い訳ですね。

この他にアルコールを使わず近い風味に加工したみりん風調味料、みりんと同じように作り、塩を加えて飲用できないように加工されたみりんタイプ調味料があり、このみりん風、みりんタイプと区別するため本来のみりんは『本みりん』と呼ばれています。

みりんの働きってどんなもの?

金目鯛と調味料

和食でみりんを使う場合、その役割は

  • 自然な甘みとコク
  • 美味しそうな照り
  • 味の染みを早める
  • 煮崩れ防止
  • 臭みを消す

などがあります。

この働きは、みりんに含まれる糖質とアルコールの働きによるもの。

つまりこれを補えれば、みりんがなくとも大丈夫とも言えます。

みりんの糖質は麹菌の働きででんぷんなどが分解されることでできており、ブドウ糖やオリゴ糖など複数の糖類が含まれているため、上品な甘みと複雑なコクが感じられます。

完全に再現する事は難しいですが、工夫次第で風味を近づけたり、オリジナルの風味を楽しんだりと料理の幅を広げることができます。

みりんに負けない!代用品とそのコツ

日本酒+砂糖

砂糖

みりん大さじ1を代用する場合、日本酒大さじ1:砂糖小さじ1が基本です。

日本酒の代わりに料理酒でもOKですが、塩分が含まれるので、しょうゆ、塩などは控えめに調整してくださいね。

日本酒+はちみつ

蜂蜜

寒い季節は買い置きのはちみつが結晶化してしまうことも。

こうなると使いにくくてついほったらかしになりがちです。

このはちみつを利用してみましょう。

日本酒大さじ1:はちみつ小さじ3分の2程度。

もししっかり結晶化してしまっていたら、まずは容器ごと湯せんにかけて、はちみつを柔らかくします。

焦って電子レンジにかけたり、熱湯を使うと変質してしまうので気を付けましょう。

はちみつは砂糖より甘味が強く、まろやかな口当たりで照りも期待できます。

ただ砂糖のようにさっと溶けないので、温めた酒と合わせてしっかり溶かしてから入れましょう。

日本酒+メープルシロップ

メープルシロップ

買ったはいいけれど、パンケーキくらいにしか活用できていないメープルシロップが残っていたら、はちみつと同じように使ってみてください。

こちらは、はちみつに比べて低温でもさらりとしていて使いやすく、ビタミンやミネラルを含み、深い味わいが期待できます。

梅酒

梅酒

甘く香りのよいお酒の代表、梅酒ですが、もし飲みかけの梅酒があったらこれを料理に使うことで、みりんと同じ作用を持ちながら、一味違った風味を楽しむことができます。

梅酒は市販のものと自家製のものでアルコール度数が違います。

市販のものは度数が日本酒程度に調整されているのでそのまま使ってみてください。

自家製の梅酒はホワイトリカーを使用した場合、20度前後と日本酒よりかなりアルコール度数が高めで、なおかつ糖分も多めなので量を少し控えめに。

煮込み料理など、風味が変わり、いつものお料理のバリエーションが広がります。

白ワイン

白ワイン

甘みの強い低価格の白ワインを飲み残してしまったら、日本酒と同じように使うことができます。

ワインの甘みによって砂糖やはちみつを追加してみてください。

コーラ・炭酸水

コーラ

以前妻の親戚からいただいた鶏の手羽はコーラで煮込んでありました。

話では聞いたことがありましたが、実際に食べるのは初めてでドキドキしました。

食べてみるとほろほろと骨から身離れがよく、味が染みてとても美味しかったです。

これは炭酸の働きで肉が柔らかく味の染みがよくなるのだそうです。

酒も水もない、という非常時でもサバメシとしても使えそうなテクニックですね。

まとめ

和食

  • みりんの秘密は複数の糖質とアルコール
  • 代用は可能!

日本酒+砂糖なら日本酒大さじ1:砂糖小さじ1
日本酒+はちみつなら日本酒大さじ1:はちみつ小さじ3分の2程度
日本酒+メープルシロップ、梅酒、白ワイン、コーラ・炭酸水など

改めてみてみると、みりんがいかにすごい調味料か、和食って調味料一つとっても非常に奥が深いな、と改めて感じました。

普段の食事では材料の使いきりや手軽さがポイントの一つですが、御節句などあらたまった席では出汁を引き調味料にこだわったり、と使い分けて、毎日の料理を楽しみたいですね。

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