まほろばの語源や意味は?どこに在るのか詳しく解説します!

2021年8月11日

詳しい意味は分からないけれど、なんとなく使っている言葉ありませんか?

~のまほろば、まほろばの宿、まほろばの湯など、「まほろば」という言葉は、結構色々なお店、施設名などに使われている言葉の1つです。

でも、「まほろば」って具体的にどんな事を意味しているのか、詳しく説明できますか?

今回は、まほろばの語源や意味について詳しく解説していきます!

スポンサーリンク

まほろばの語源とは?

まほろば

早速ですが、まほろばの語源を調べてみました。

基本的には平仮名で表記される事が多いですが、古事記など古い書物では「真秀等間」や「真秀ろば」と表記されているようです。

漢字意味から、

・真→本当に

・秀→優れた、素晴らしい

・ろ→接続語

・ば→場所、ところ

という意味が分かります。

つまり本当に優れている場所素晴らしいところ美しい場所、などの意味で使われます。

ちなみに古事記で出てくるまほろばを使った和歌に

「倭は国の真秀ろば 畳づく青垣 山籠れる大和うるわし」

というものがあります。

これは「やまと(倭)の国は本当に素晴らしいところだ。垣根の様に続く青い山々に囲まれたやまとは本当に美しい」という意味なんだそうです。

この歌は日本書紀などの神話によく出てくる、ヤマトタケルノミコトが詠んだ歌とされています。

倭(やまと)の国とは、現在の奈良県で、ヤマトタケルノミコトが自分の出身地を懐かしんで詠んだ歌だとされています。

つまりヤマトタケルノミコトにとっては、奈良県がまほろばという事になります。

まほろばはどこに在るのか?

上記でまほろばの語源を紹介しましたが、まほろばとはどこに在るのでしょうか?

一般的な解釈としては、倭の国=奈良県=まほろばです。

つまり、まほろばは奈良県だということですね。

しかし、大和撫子という言葉があるように、ヤマトの国は日本全体を表す事もあります。

これは倭の国が奈良を本拠地に日本各地を支配していき、「大和(やまと)」という国を作ります。

なので、倭=大和=日本 ともいう解釈もできるのです。

なので、日本にある素晴らしい場所や、日本の原風景、日本の心ともいえるような情景にも「まほろば」という表現が使われます。

結局、日本は良いところだねー。という事です。

「まほろば」を使った観光名物、施設

まほろばを名前にしているお店や施設名は全国各地にあります。

■景観の美しさにちなんで路線名や施設名に

 ・JR西日本の新大阪―奈良間の臨時列車の名前

 ・全室オーシャンビューの景観 リゾートホテル マホロバ・マインズ三浦

■ふるさとの様に住みやすい場所、癒される場所→高齢者施設や、温泉、レストランに

 ・特別養護老人ホームまほろば

 ・蔵王温泉 まほろばの湯

といったように使われているようです。

普通にいいね!という感じの軽い良さではなく、美しいものや、素晴らしいものの中でも特に、想いが詰まっている楽園や桃源郷のような場所の例えとして使われます。

「まほろば」がタイトルになっている曲

僕の好きなポルノグラフィティが「まほろば」というタイトルの曲を出していました。

確かに、曲の中で恋人を自分の帰る場所として「まほろば」と表現していました。

懐かしいなと、思って歌詞検索したら、最初にさだまさしの「まほろば」が表示。

違う!と思ったけど、まほろばって結構色々なところで使われているな、と実感しました。

最近だとキンプリもマホロバって曲出してますね。

スポンサーリンク

まとめ

■まほろばの語源

 ・真(ま):本当に

 ・秀(ほ):素晴らしい

 ・ろば:場所

まほろばが出てくる一番古い書物は、古事記でヤマトタケルノミコトが詠んだ和歌に使われている。

この歌の中でのまほろばは、ヤマトタケルノミコトの故郷の奈良県。

現在は、自分にとっての素晴らしい場所、特別な場所、ふるさとの意味で使われる。

なんでも「まほろば」と付ければいいという訳でなく、本当に特別な、自分にとって無二の存在、場所を伝えたい時に使うといいかもしれませんね。

僕にとってのふるさとって、そんな美しい景観がある土地でもないので、今僕のまほろばは?って聞かれたら、大事な奥さんと娘がいる自宅になるんですかね。

■こちらの記事もどうぞ