ライターの種類で火が消えにくいものはどれ?
ライターはキャンプやバーベキューなどアウトドアでは必須のアイテムですね。
タバコを吸う人なら、こだわりを持って種類を選んでいる人もいますが、普段使わない人はその違いが分からない人も多いはずです。
でも楽しみにしていたアウトドアで、なかなか火が付かなくてイライラしたり、雰囲気が悪くなったりするのはいやですよね。
今回はアウトドアで使うライターをお探しの人のために、ライターの種類ごとの特徴、屋外でも火が消えにくいライターを紹介していきます。
ライター種類別の特徴
早速ライターの種類別の特徴について説明していきます。
使い捨てライター
100円ライターとも呼び、一番目にするライターだと思います。
一般的に真ん中に仕切りがあり、中には液化ガスが入っています。
着火装置は基本的にフリントと呼ばれる着火石を擦ることで火花を発生させています。
丸いフリントを回すタイプと、上から押しつけるタイプがあります。
室内では問題ないですが、屋外の風があるところでは消えやすいライターで、アウトドア用にはおすすめできません。
オイルライター
自分でオイルを染みこませて使うタイプのライターです。
ジッポーライターはオイルライターに属します。
表面は金属でできているので強度があります。
芯にしっかりオイルが染みこんでいれば、水に濡れても火が付きます。
また燃料切れにならなければ、フタを閉じるまでは火が消えにくいライターです。
色々なブランドからも出ているので、自分好みのデザインを選べますし、経年変化()も楽しめるのがオイルライターの魅力でもあります。
オイル交換や、着火石、芯など、適宜交換が必要になりますが、大切に手入れしてあげれば、何年、何十年と使い続けられます。
ターボライター
内燃式とも言います。
混合ガスを燃焼筒に供給し、放電することで着火します。
燃焼筒の中で完全燃焼するため、高温の青い炎が付き、また風の影響を受けにくいので火が消えにくいのが特徴です。
着火はノック式が多く、簡単に火をつけることができます。
ターボライターは軽く小さいのに、パワーもあるので、アウトドアにもおすすめです。
用途別おすすめライター
ライターの種類ごとの特徴を紹介しましたが、火が消えにくいというだけでライターの良し悪しは決められません。
100円ライターだって用途によっては、とても使い勝手の良いものです。
火の使い道別に適したライターを紹介します。
室内で使う時
例えば、ケーキのろうそく、アロマキャンドル、自宅内の喫煙など、基本的に無風か空調のわずかな風の時には、100円ライターがおすすめです。
特にろうそくは熱で溶けてしまいますから、ターボライターでは火力が強すぎて芯に着火するつもりが周りまでドロドロに溶かしてしまうことがあります。
室内で使用するライターは100円ライターで十分です。
キャンプ、登山、釣り
オイルライターは簡単な構造で、しかも金属でできているため、周りの環境に左右されにくいです。
そのため、アウトドアにはとても適しているライターです。
しかも水濡れや気圧の変化にも強いため、山や海などの環境にはもってこいです。
外で使う時
アウトドアのように劣悪な環境以外で、使う時にはターボライターがおすすめです。
例えば、お墓参りで線香に火をつける時、屋外でタバコを吸う時、花火をする時など。
外であれば、それなりに風が吹いているはずなので、普通の使い捨てライターだと着火できなかったり、すぐに消えてしまったりします。
ちょっと外で火を使いたい時にはターボライターがイライラなく着火できます。
葉巻
僕は吸った経験はありませんが、葉巻は香りを楽しむものなんだそうです。
オイルライターだとオイルの匂いが葉巻に移ってしまうようで、本来の香りを楽しめなくなります。
意外かもしれませんが、葉巻にはガスで着火するターボライターが適しています。
葉巻専用のワイドな火が出るタイプが出ていますので、どれだけこだわるかで、通常のターボライターか、専用のものかを選んでください。
まとめ
・お手軽さ:ターボライター
・こだわり、水に強い:オイルライター
僕も数年前にジッポーの収集にハマったことがありました。
あの金属が擦れるキーンという開閉音が何とも言えないんですよね。
デザインにこだわりがないなら、まずはターボライターを持っていれば間違いないですね。