知ってる?くわいの美味しい食べ方!味わい、栄養まるわかり!

2021年2月27日

突然ですが『慈姑』この漢字読めますか?

そう、くわいです。

クイズ番組で出題されていて、どこかで見たのになかなか出てこないもどかしさ。

そういえばおせち料理以外ではなかなか口にする事も、見かけることもないくわい、この不思議な形の野菜が気になって、本来どんな植物なのか調べてみました。

くわいはどんな植物?

くわい

くわいはオモダカ科の抽水性植物です。

抽水性植物とは根は水の中にあって、葉などは水上に出ている植物の事で、食用部分は塊茎とよばれる地下茎です。

日本で食用としてよく栽培されている青くわい、中国でよく食べられている白くわいはどちらも中国原産です。

このほか日本で栽培されている品種に吹田くわいがあります。

春から初夏に植えつけを行い、収穫期は11月~1月。

ちょうどおせちの時期とも重なりますね。

日当たりの良い場所を好み、水田などで栽培されていますが、水を張ったプランターなどで家庭菜園でも楽しむことができますよ。

くわいはどんな味?

日本でよく食べられる青くわいは、その名の通り青みがかった色合いをしています。

苦みがありますが、煮物などにするとホクホクとしてお芋のような食感になります。

そのままではあくが強く、シュウ酸を多く含むため、水にさらした後茹でこぼすなど、おいしく食べるには少し手間がかかります。

吹田くわいは大阪の吹田市で作られており、なにわ野菜の一種として数えられています。

青くわいに比べると小粒で甘みがあり、栗に近い食味です。

これに対して白くわいはシャリシャリとした歯触りが特徴です。

くわいの栄養は?

くわいは炭水化物を多く含んでおり、カロリーはグラム当たり128gと高めです。

注目すべき点はカリウムの含有量が多いこと。

100gあたり550mg含まれています。

カリウムはナトリウムの排出を促す作用があるため、保存食として塩分が高くなりがちなおせち料理にはぴったりな食材ですね。

また老廃物を輩出する働きや、筋肉の動きを促す働きがあり、血圧を正常に保ち、むくみを取るなど健康維持に欠かせない栄養素です。

またタンパク質も多く、6.3gを含んでいます。炭水化物だけを見るとイモ類と同じ程度ですが、タンパク質は里芋と比べて2倍程度、サツマイモと比べると4倍にもなります。

くわいを美味しく食べるには?

くわいを美味しく食べるには、下処理が必要です。

青くわいの場合、青い部分は薄皮ですが、これを1~2枚程度剥きます。

そして芽の部分の先端を切り揃えます。

ここで大事なのが、この芽は根元から切り落としてしまわない事。

特におせち料理の場合、この芽が出ている事から『めでたい』に通じており、ここをツンと残しておくことがポイントです。

芽を上にし、底側を切り落とします。サイズによりますが、底側から芽に向かって六方から八方剥きにします。

ボウルに水を張り、1時間程度水にさらします。

油で調理をする場合はこれでOKです。

水をよく拭き取って調理します。

煮物にする場合、これだけでは苦みとアクが強いため、米のとぎ汁で10分程度茹でます。

茹で上がったら水にさらし、洗い流して準備完了です。

下処理が終われば、あとは含め煮や、炊き込みご飯、てんぷらなどお好みのお料理に!

■くわいの含め煮

・くわい5個
・出汁1カップ
・本みりん大さじ1/2
・塩小さじ1/4
・しょうゆ小さじ1/2

1)小さめの鍋にしょうゆ以外の材料をいれ、落としぶたをして火にかけます
2)中火から弱火程度で20分煮ます
3)20分したら落としぶたをとりしょうゆを回しいれ、ひと煮立ちしたら火を止めます
蓋をしてそのまま冷ましてできあがり

■くわいの素揚げ

・揚げ油
・塩

1) くわいは洗ってよく水分をふき取ります。この場合、皮は剥かなくても大丈夫です。
2) 揚げ油が低温のうちから入れていきます。温度はくわいを入れて、ゆっくり気泡がでるくらいが目安です
3) よく油の中で混ぜながら熱していきます
4) 油から浮いて来たら揚げ上がりの目安です
5) 油から上げて、軽く塩をふってできあがり

くわいの保存方法

乾燥や低温に弱いので、冷蔵庫へ入れてしまうと傷んでしまいます。

乾燥しないようにポリ袋などに入れて、野菜室で3日程度で使いましょう。

もし、もう少し日持ちさせたい場合は、水に浸して冷暗所に置くとよいです。

必ず毎日水を交換してください。

2週間~4週間程度保存できます。

まとめ

くわいは中国原産の水辺の植物でした。

タンパク質、カリウムを豊富に含んでいます。

苦みがありアクが強いため、調理にはひと手間必要ですが、その分特別感があり、おせち料理に欠かせない縁起物です。

家庭菜園でも水の管理ができれば簡単に栽培できるので、年末に向けてチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

それでは!

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