家庭訪問に来た先生が部屋で座る位置は!?上座下座を詳しく解説!

2021年8月28日

新学期にも少し慣れて5月に入ると、いよいよ家庭訪問の時期がやってきますね。

僕が小中学生だった頃と違って、最近の家庭訪問は玄関で済ませることも多いとは聞きます。

とはいえ、まだまだ先生が家に上がって親と話をするというスタイルの学校も多いようですね。

家庭訪問で先生を部屋に案内する席は「上座」だと分かっていても、部屋によって「上座」がどこなのか分からない場合もあります。

親も子どもも「先生が自宅に来る!」というイベントは緊張しますし、内心穏やかにいられませんよね。。

いざ、先生が家庭訪問に来られたときに迷わないように、今回は部屋での座る位置、そして上座や下座についてご紹介していきますね。

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家庭訪問での席次のマナー 上座下座とは?

はてな

職場や学校関係で、取引先の人や来賓の方を会議室や応接室に案内したことがある人も多いでしょう。

ここでは、部屋の上座下座について解説していきたいと思います。

まず初めに、部屋には席次という座席の順序があります。

一般的に、最も良い席が上座で、最も下の席が下座になります。

上座:来客や目上の人、年配の人が座る席

下座:その家の人、つまり接客側の人が座る席

その部屋の上座を決める目安は、景色が良いこと、くつろげること、冷暖房が直に当たらないことなどがあげられます。

下座は、出入り口に近いこと、接客のために出入り口に近いほうが適していると思われます。

和室やリビング、部屋のタイプによっては、上座の位置が変わる場合もありますので、追って見ていきましょう。

和室での上座の位置は?

和室

和室は上座の説明をするのに一番オーソドックスなタイプです。

和室での上座の位置は、床の間に一番近い席が上座となります。

※床の間は上の写真でいうと、左奥の少し高くなっていて、掛け軸と花が飾ってある所

床の間は、たいていは部屋の入口から一番遠い奥のところに位置しています。

よって、和室の上座は床の間に一番近い席になります。

床の間の隣は床脇棚がある部屋もありますが、押し入れのところもあります。

床の間と押し入れが平行してある和室は、床の間の前が上座になります。

もし床の間がない和室の場合は、出入り口から一番遠い席に案内しましょう。

なぜなら、お客さんが出入口に近い席では落ち着かないですよね。

こういったお客さんに対する配慮の気持ちが根底にあって、席次というのは決まっているんですね。

※家庭訪問のマナーとして「お茶菓子を出すべきか?」について、コチラにまとめているのでご覧下さい!

洋室、リビングでの上座の位置は?

ソファ

洋室やリビングでの上座を考えていきましょう。

ソファ(長椅子席)と肘掛椅子の場合は、ソファ(長椅子席)が上座になります。

基本は、出入口から最も離れた席が上座になります。

その理由は和室の場合と同じで、入り口から近いと人の出入りが激しく落ち着かないからです。

それから洋室の場合でも、上座・下座の位置は冷暖房や日のあたり具合、景色などによって左右されます。

基本的な考え方として、出入り口から奥の席で、日当たりがよく冬には温かい席、テレビの一番見えやすく席が上座になります。

家庭訪問で来られた先生をリビングに案内するという家庭も多いことでしょう。

先生によって上がって来られるのか、玄関先で済ますのか判断に迷うところですが、今のところ上がって来られるのは80%くらいのようです。

また玄関で行う場合は、学校から事前に配布される書類に、「玄関にて実施」などと書いてある事が多いようです。

事前に自分のお子さんが通う学校のスタンスを確認して、準備されるのが良いと思います。

それから、ビジネス版の上座の動画がありましたので紹介します!

家庭での洋室の場合にも応用できますので参考にしてください。

部屋のつくりによって臨機応変に対応する

ソファの洋室
和室でも洋室でも「出入り口から一番奥が上座」と決めつけるのもよくありません。

上座はそのときのシチュエーションで決まることもあります。

例えば、床の間の前に案内しても、障子からのすきま風で寒い思いをさせてしまったのでは、上座に案内したのが失敗になってしまいます。

直接クーラーの風が当たらない席や日差しの強い席、景色の見える位置など、くつろげるかどうかに影響するいくつかの要因などによっても上座の位置は変わってきます。

家庭訪問ではないですが、数人で集まるときは、目上の人や上司を一番奥ではなく奥の席の真ん中(中心)の席に座らせてそこを上座とする方法もあります。

部屋によっては、景色のいい位置が下座に近い席のときもあります。

そんなときは「ここからの眺めは絶景なので良かったらこちらにどうぞ」と案内するのもありです。

戸建てではあまりないかもしれませんが、高層マンションのお宅などでは眺めがよいお部屋の席がありそうです。

家庭訪問に来られた先生も高層マンションのお宅には興味津々で入ってこられるかもしれません。

基本的な上座の考え方を考慮しつつも、上記で挙げたような、冷暖房の風、日光、すきま風、景色などの要素を踏まえて、お客さんがどこに座ってもらうのが一番気持ちよく過ごして頂けるか、それを考えるのが重要ということです。

また、セオリー通りの上座ではないところにお客さんに座ってもらう時には、一言、「(こういう理由で)ここにお座り下さい」と加えると、相手も気持ちよく過ごして頂けると思います。

まとめ

  • お部屋には席次(上座下座)という座席の順序がある
  • 和室での上座の位置は床の間に一番近い席が上座となる
  • 洋室は、出入口から最も離れた席が上座になる
  • 部屋や季節によって上座を変えたほうが良い場合がある

家庭訪問に来られた先生とコミュニケーションを取りながら、お部屋の説明を一言添えるとスムーズに上座に案内できるでしょう。

これから一年間お世話になる先生と、子どもの話をしながら和やかに家庭訪問を済ませたいですね!

それでは!