干し芋の美味しい食べ方とは?より美味しく味わうための工夫!
小さい頃はそこまで好きじゃなかったのに、大人になってから干し芋の美味しさに目覚めました!
冬にこたつで温まりながら齧る干し芋、最高ですよね。
今回は僕の大好きな干し芋を、もっと楽しむための美味しい食べ方はないか調べてみました。
干し芋の美味しい食べ方:温める
僕の中では王道ともいえる食べ方です。
もちろんそのまま食べてもおいしい干し芋ですが、少し熱を加えるだけで、グッと美味しさがアップします!
特に一度にたくさん買って冷凍保存して、少しずつ消費している人にやっていただきたいです。
お手軽レンジでチン
すぐ食べたい人におすすめ。
常温のもの、冷凍しているものでもどちらでもOK。
レンジで2~30秒ほど温めるだけ。
ほんのり温まって甘さが増します。
トースターで温め
トースターで焼き目が付くか付かないかくらい温めます。
大体1~2分で十分です。
ほんのり香ばしい匂いが食欲をそそります。
トースターが無い時は、フライパンに油を敷かず弱火~中火で片面1分ずつ加熱でも大丈夫です。
干し芋の美味しい食べ方:飲み物との組み合わせ
干し芋を食べる時に一緒に合わせる飲み物も意外に重要だったりします。
サツマイモの味をより感じられる飲み物を紹介します。
牛乳
サツマイモはとても食物繊維が多い食品です。
消化に時間がかかる食べ物なので胃の滞在時間が長く、実は胃への負担が大きいのです。
牛乳は胃の粘膜を保護する作用があるので、消化時間が長い干し芋と一緒に取ることで、胃の負担を軽減してくれます。
また、乳製品と食物繊維を一緒に摂ることで、整腸作用が期待できます。
便秘だけど薬に頼りたくない方は、サツマイモと牛乳の組み合わせを是非試してみてください。
深蒸し茶
深蒸し茶は、通常の緑茶よりも長い蒸し時間のため、緑茶の苦みを抑え、甘みが感じられる味わいです。
優しい味わいの深蒸し茶と、サツマイモの自然の甘みがとてもよく合います。
甘い干し芋も、さっぱりとした緑茶でリセットされるので、いつまでも飽きずに食べられます。
そのため、食べ過ぎ注意です。笑
芋焼酎
意外かもしれませんが、干し芋はお酒のアテにもなります。
チョコレートをつまみにウイスキーと同じ感覚です。
特に同じサツマイモから作られている芋焼酎は相性抜群!
昼はお茶や牛乳と、夜はお酒と、干し芋は色々な楽しみ方がありますね。
干し芋の美味しい食べ方:品種、製法にこだわる
干し芋といってもたくさんの種類があります。
使うサツマイモの品種、また切り方などでまったく違う甘さ、食感になります。
サツマイモの品種ごとの特徴
■玉豊(たまゆたか)
昔から干し芋に使われることの多い品種です。
国内の干し芋の80%程は玉豊が原料です。
干すと少し暗い色の干し芋になります。
飽きのこないさっぱりとした味わいです。
■泉13号
馴染みのない名前かもしれません。
干し芋に使われる品種ですが、あまり生産されていないため、「幻の干し芋」と呼ばれます。
玉豊に比べて強い甘みのため、後味が長く残ります。
■紅はるか
糖度が高く、加熱するとしっとりとした食感になります。
黄白色で綺麗な色味の干し芋です。
安納芋と並ぶほどの甘さですが、比較的安価で販売されてるので、安納芋並みの甘さをリーズナブルに入手したい方は紅はるかがおすすめです。
■安納芋
蜜芋と呼ばれるほど、ねっとりとした食感と強い甘みが特徴の品種です。
焼き芋にするとホロホロと崩れる柔らかなサツマイモなため、干し芋に加工するのが難しいようです。
崩れやすいため、小ぶりな干し芋になりやすいです。
製法による食感の違い
■平干し
一番ポピュラーな製法です。
蒸したサツマイモをスライスして平らに干したものです。
■丸干し
僕はまだ出会ったことのない形です。
名前の通り、蒸した芋の皮をむき、そのまま干したものです。
安納芋など崩れやすい芋や小ぶりな芋に適した製法です。
表面は固く、中心はしっとりと食感の違いを楽しむことができます。
■角切り
細長いスティックタイプの形です。
コンビニなどの少量パックでよく見かける製法です。
細い形状でまんべんなく干せるので、平干しと丸干しの中間の食感になります。
噛み切りやすいので、歯の弱い高齢者や、小さいお子さんでも食べやすいと思います。
まとめ
・レンジやトースターで温める
・牛乳、深蒸し茶、芋焼酎のお供に
・品種や製法にこだわって干し芋を選ぶ
昔ながらの玉豊の干し芋も懐かしい味で美味しいですが、幻と呼ばれる泉13号の干し芋も食べてみたいものです。
干し芋は血糖値が上がりにくい健康食品として、最近人気が上がってきているようなので、甘くて食べ応えもある干し芋は健康やダイエットが気になる人のおやつに最適ですね。