岩塩の塊の使い方!削る・砕く・溶かすどの方法がいい?おすすめ岩塩も紹介!
最近、成城石井やカルディなどオシャレなスーパーでよく見かける岩塩。
最初から砕いて売っているものもあれば、大きな塊で売っているものもあります。
ですが、岩塩の塊を買ったとしてもどうやって使えばいいのでしょうか?
今回は、基本的な岩塩の塊の使い方や食用とそれ以外での用途、おすすめ岩塩について解説します!
基本的な岩塩の塊の使い方
岩塩の塊はそのままだとミルにも入らないですし、料理にそのままドボンと入れても、一体どれだけ溶けたのか分からないので怖いですよね。
それでは早速ですが、岩塩の塊を使うための方法を解説していきたいと思います!
おろし金で削る
岩塩は長い時間をかけて固まった塩の塊です。
とても硬いので、プラスチック製では、おろし金の先端が負けてしまい、岩塩はうまく削れない、そして次野菜をおろそうとした時におろせない、という事態に・・・
岩塩を削る時は必ずステンレスのおろし金を使いましょう。
ステンレスは衝撃に強く、また傷も付きにくい素材なので、硬い岩塩を削っても大丈夫。
じゃあ金属ならいいでしょ、と思うかもしれませんが、実は金属にも硬さや性質の違いがあります。
アルミは柔らかく、銅は塩分に反応やすく錆びてしまいます。
最近では岩塩用のおろし金(より硬いステンレス)もあるようなので、岩塩を定期的に買って使うよ、という人には専用のおろし金を買ってもいいかもしれません。
砕いてからミルに入れる
ミルに入れておけばクルクルするだけですぐに使いたい量出せるし、洗い物も増えません。
でもミルの入り口よりもはるかに岩塩の塊が大きい時、一度適度な大きさに砕いてからミルに入れます。
参考動画
岩塩の砕き方
岩塩はとても硬いので、きちんと準備をしないと床などをへこませることになります。
ちなみに僕は玄関で砕こうとして、玄関のタイルにヒビを入れるところでした。
金槌、厚手の布か巾着袋、金属か木の板
まず岩塩を布でくるみます。
岩塩を板の上に置き、岩塩の端を金槌で叩きます。
かけらが何個かできたら、大きい塊を取り出し、かけらをミルに入る大きさまで砕いていきます。
おすすめ岩塩(食用)3選
それではここからは、おすすめ岩塩(食用)について私の独断で選んだトップ3を紹介していきます!
おすすめ岩塩3位:アルペンザルツ
おすすめ岩塩の3位は、アルペンザルツです。
こちらはドイツのアルプス山脈のふもとの岩塩層から取られた天然の岩塩です。
普通の食塩よりマイルドな味が特徴です。
個人的には焼いた牛肉にちょっとだけかけて食べるのが好みです。
おすすめ岩塩2位:イタリアンロックソルト
おすすめ岩塩の第2位は、イタリアンロックソルトです。
イタリアのシシリー島の山脈で取れた岩塩です。
ミルでひいて、パスタやカルパッチョなどのイタリア料理にバツグンに合います。
バスソルトとして使うのもおすすめですよ。
おすすめ岩塩1位:ヒマラヤピンクソルト
おすすめ岩塩の第1位として選んだのは、ヒマラヤピンクソルトです。
こちらは名前のとおり、ヒマラヤ山脈で取れるピンク色の岩塩です。
旨味と甘みが強い味が特徴です。
ピンク色なので、ミルに入れて置いておくと食卓が華やかにもなりますね。
アマゾンでもレビュー数が多く、たくさんの愛用者がいます。
■ミルの選び方についてはこちらの記事をご覧ください↓
岩塩の使い方:料理編
それでは岩塩の料理への使い方についてです。
塩を使う料理には、基本的に岩塩がそのまま流用できます。
素材の味勝負!という調理法の時にこそ岩塩の良さは発揮されます。
ステーキ
これはもう岩塩の代表的な使い方といってもいいでしょう。
ちょっといいお肉の時は胡椒を振ったお肉を焼き、食べる時に岩塩にチョンとつけて食べます。
岩塩の優しい塩気が肉本来の味を引き立ててくれます。
刺身
お刺身を食べる時、お醤油の代わりに岩塩を使ってみてください。
粉末や削った岩塩も良いですが、少し大きめの欠片を1つ持ってきます。
お刺身を1枚とって、岩塩の上に広げて乗せます。
岩塩の塊の塩気を直接お魚に染みこませるのです。
お刺身だけの時は早めに、ご飯のおかずにする時には長めにおいておくのがおすすめです。
またお刺身に岩塩とオリーブオイルをかけるだけで、お手軽カルパッチョができます。
ドライのバジルを振りかけたり、お刺身の下にベビーリーフやスライスした紫玉ねぎを敷くと、色合いもよくなります。
おにぎり
おにぎりに塗る塩の代わりに岩塩を使います。
ボウルの中に岩塩の欠片と水を入れ、濃いめの塩水を作ります。
おにぎりを握る前に塩水を手に付けます。
おにぎりに程よい塩味が付きますし、岩塩がお米の甘みを引き立ててくれます。
岩塩の使い方:料理以外編
岩塩は料理以外にも色々な用途があります。
健康や美容にも効果的な使い方がありますので、いくつか紹介します。
岩塩風呂
50グラム前後の岩塩の塊をお風呂に溶かすだけです。
塩分が体の表面をコーティングしてくれるので、保温効果が高まり湯冷めしにくくなります。
体が温まることで発汗しやすく、新陳代謝を高めてくれます。
汗で体の余計な水分が出るので、むくみ対策にもなります。
岩塩スクラブ
細かく削った岩塩でボディースクラブが作れます。
粒が粗すぎると肌に刺激になり痛みを感じることもあるので、顔や皮膚の薄い場所には石臼などで細かくしたものを使いましょう。
・岩塩・・・大さじ2
・オリーブオイル、ホホバオイルなど・・・大さじ1
・エッセンシャルオイル・・・2~3滴(なくても作れます)
材料を混ぜるだけでできます。
肌を濡らし、作ったスクラブを手に取ります。
角質を取りたい部分につけて優しく撫でます。
あとはお湯で流し、べたつきが気になる人は石鹸で洗います。
全身に使いたくてたくさん作りたい人、何回分かまとめて作りたい人は、上記の割合を守れば問題ありません。
1か月程度で使い切れれば、まとめて作って保存しておいても大丈夫です。
まとめ
・ステンレスのおろし金で削る
・金槌で細かくしたものをミルに入れる
岩塩は他の塩よりも塩辛くないので、色々なお料理に使いやすいお塩です。
岩塩にはピンクや青色のものもあるようで、お料理だけでなくお風呂時間を華やかにしてくれそうですね。
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