電子書籍化(自炊)のメリットとは?代行業者の選び方も解説します!
今いる部屋をもっと広く使いたい、新しい部屋に引っ越したい。
でも本棚にも納まり切らない程の本、漫画。
まずこの本の山をどうにかしなければ、断捨離も引っ越しも進められない。
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大量の本が捨てられない心理とは?断捨離するためのコツ
そんな大量の本を減らして身軽になりたい方には、電子書籍化がおすすめ。
電子書籍化することのメリットや、代行業者の選び方についても紹介していきます!
電子書籍化(自炊)って何?
最近では、紙での出版の他にもスマホやタブレットでも本を出版したり、今まで紙でしかなかった漫画や小説を電子書籍で見れるようにしたりと、「紙」以外で読書する機会も増えてきました。
僕も暇な時間にアマゾンのkindleで無料で見れる漫画を読んでいます。
しかし電子書籍化と言われても、それは出版社がやるものと思っていませんか?
実は紙の本をスキャナーでデータ化することで、家にある本も電子書籍化することができるのです。
とはいっても、漫画の単行本でも130ページ程、専門書だと500ページにもなる本を、何十冊も1ページずつめくっては取り込み、めくっては取り込みなんてできないですよね。
それを業者が代行してくれるサービスがあります。
ちなみに本をスキャンして取り込むことを「自炊」と呼び、それを業者に依頼することを「自炊代行」と呼びます。
電子書籍化のメリットとは?
電子書籍化のメリットは、まず本をデータにするので、本の現物を所有する必要がありません。
今まで本棚や段ボール、人によっては床に置いていた分のスペースが空きます。
置いていたスペースも空きますが、本自体なくなるので、本やその周辺を掃除する手間も減ります。
ほんの上に積もったホコリって、なかなか取りづらいので、あの掃除の面倒さから解放されるのは嬉しいですよね。
また、データを共有できれば、複数の端末で同時に読むことができるので、家族や会社内で同時に何人も読むことができます。
誰かが読み終わるのを待つ時間も必要なくなるのです!
通勤時間を有効に使うために、読書をしている人もいると思います。
漫画本や文庫本くらいならサイズ、重さ的にも苦にならないけれど、ハードカバーの新書や専門書なんかは重くかさばるので、通勤バッグの多くを占領してしまいます。
電子書籍化することで閲覧できる端末さえ持っていけば、重い本を持ち歩かなくていいですし、違う本を読みたくなった時も家に帰らずとも違うデータを選択すればいいだけ。
【電子書籍化を代行すると】
電子書籍化は、自宅にスキャンできる機器があれば、自分でもできないことはありません。
しかし仮に100ページの本を自分でスキャンすると、見開きで2ページを50回取り込む作業をします。
本を開く→本をスキャナーに合わせる→取り込む→ページをめくる→・・・
これを延々と続けます。
慎重に作業しないと本がずれてナナメにスキャンされたり、ページを飛ばして最初からやり直し、なんてことにも。
手間と時間をかけるよりも、業務用のスキャナーとプロの手でやってもらった方がとても効率的。
作業が終わった本は業者の方で処分してくれるので、自分でやることは申し込みと集荷に来た宅配便に本を渡すだけ。
楽をして部屋が片付くので、電子書籍化は業者に委託するのがおすすめなんです!
電子書籍化の代行業者の選び方
電子書籍化をしてくれる業者と言っても、サービスや料金体系も様々。
電子書籍化を依頼する上で、業者を選ぶ時のポイントについて紹介します。
【どんなサービスがあるか】
本を取り込んでPDFデータにしてくれるのが基本ですが、それ以外にオプションまたは無料のサービスがどんなものがあるか調べます。
本として読みたいだけでしたら、表紙と本文のみの取り込みだけで問題ありません。
しかし、専門書など勉強や仕事に使う本でしたら、OCR処理がおすすめ。
これは取り込んだPDFデータの中から文字を見つけ、文字データに変換することです。
PDFは画像データなので、そのままだと閲覧しかできません。
OCR処理で文字として認識できるようになると、文字を検索したりコピーしたりすることができるので、「この情報を調べたい」という時に楽に作業ができます。
【料金体系】
なんといっても大事なお金の問題です。
大体の業者は
基本料金+オプション料金という形で料金設定がされています。
基本料金は本のサイズや冊数、また納期で設定されます。
雑誌などの大判のもの、短納期でスキャンしてほしい場合には、その分高額になります。
オプションは、帯のスキャン、データタイトルを書籍名に変更などのサービスがあります。
また本を裁断せずに取り込む場合も有料オプションとなることがあります。
業者によってはOCR処理も基本料金に組み込まれている場合も。
OCR込みの場合は他社よりも基本料金が高く設定されている場合があります。
自分がどのような処理をしてほしいか、どれくらいの予算まで出せるかなど考えた上で業者を選定しましょう。
【著作権について】
出版物については、基本的に著作権が発生します。
基本的には個人や家庭内の利用ならば、コピーしたりスキャンすることは問題ありません。
しかし著者や出版社によってはコピーやスキャンもNGというところもあります。
コピーNGの作者の著書が混じっていたら、業者側ではじいてくれるところもあります。
まとめ
・本を置いていたスペースを有効活用できる、身軽になる
・本を持ち運ばなくて済む
・データにアクセスできれば、家にいなくても本が読める
新しい本や人気の作家だと、ネットの電子書籍で購入できますが、古い著書や専門書なんかはなかなか見つけられませんよね。
自分が持っている本を段ボールに詰めて送るだけで、データ化して処分までしてくれる。
本の断捨離をお考えの方は、一度自炊代行のサービスを検索してみてはいかがでしょうか?