だるまの飾り方と場所は!?目の入れ方や処分の仕方と時期も解説!
皆さんおなじみの縁起物である「だるま」。
最近は、カラフルなだるまも人気ですよね!
だけど、だるまを買ったはいいけど、飾り方や置き場所はどうすれば良いのか、悩んでる人もいるのではないでしょうか?
それから、だるまは合格祈願や必勝祈願のために買って、目的が達成したら処分する形になりますが、その処分方法や時期はどうすれば良いのでしょうか??
そんなモヤモヤを抱いている人に、この記事ではだるまの目の入れ方や飾り方、置き場所、処分の仕方や時期も紹介していきたいと思います!
だるまの飾り方や置き場所は?目の入れ方も解説!
それでは早速ですが、だるまの飾り方や置き場所はどうするのが良いのでしょうか。
ポイントとしては下記のとおりです!
・だるまを買ったらまず、願掛けをしながら片目を入れる
・左右に決まりはないが、左目を入れるのが一般的
・願いが叶ったらもう片方の目を入れる
【飾り方】
・南向きに置くと良い
・北向きには置かない
・ホコリが溜まるとご利益がなくなるので綺麗にする
【置き場所】
・絶対ここに置くという決まりはない
・ただし、トイレやゴミ箱など不浄なものの近くに置かないほうが良い
家庭では床の間や家具の上など家族の目に付きやすい場所に置き、合格祈願やスポーツの勝負祈願などは、勉強机の上に置くのも良いですね!
リビングなど人の出入りが多い場所ではなるべく高い位置、少し見上げるくらいの場所に置くといいでしょう。
だるまの処分の仕方や時期は?
続いて、だるまの処分の仕方や時期について解説します!
ポイントは下記になります。
・寺や神社に持っていって供養してもらう
・どんど焼きをやっている寺に持っていくのが一番縁起が良い
・ゴミに出して処分するのは避ける
【処分時期】
・だるまのご利益は一年間と言われている
・祈願が成就してもしなくても一年経ったら供養する
・祈願が成就しなくても「お礼」として右目に目を入れてから供養する
だるまの処分方法は、毎年だるま市があるように、だるまは毎年取り換えるのが一般的です。
基本的には、お焚き上げなどの供養を行っている神社仏閣で処分してもらいます。
どんど焼きをやっている寺で供養してもらうのが一番縁起が良いとのこと。
だるまは一年間(その年)のご利益とされているので、願い事は一年間の有効期限になります。
一年間で願いが叶ったらそのまま大切に祀って一年の節目に供養します。
一年たって願いが叶わなかった場合でも一年の節目に供養します。
その時には感謝の気持ちを込めて右目に目を入れてから供養しましょう。
どちらにしても一緒に頑張ってくれただるまに対して、感謝の気持ちをもって供養すると必ず幸せに繋がるそうですよ!
ちなみに、願いが叶わなかった時には、昨年より少し大きいだるまを買うと良いそうです。
もっと飛躍できるよう願掛けをし、再挑戦すると願いが叶うかも!
だるまを供養に持って行けない時の処分方法は?
どうしても上記のように寺や神社に供養に行けない場合は、どのように処分するのが良いのでしょうか?
方法としては2つあります。
・自宅で自分で処分する
・郵送で引き受けてくれる寺や神社にお願いする
それぞれ詳しく解説します。
1.自宅で自分で処分する
だるまは自宅で処分する事もできます。
その時には、必ず感謝の気持ちを込めて清め塩をしてご供養をしましょう。
清め塩と処分の方法は、下の手順を参考にして下さい。
・丁寧に包んで他のごみと混ざらないように分ける
・自治体のごみ処理ルールを守り処分する
どのようなかたちでも、感謝の気持ちを添えましょう!
2.郵送で引き受けてくれる寺や神社にお願いする
郵送でだるまの処分を引き受けてくれる寺や神社もあります。
インターネットなどを使って検索をすれば出てきますので、ぜひ利用してみるのが良いと思います。
そもそもだるまって何?起源は?
だるま(達磨)は、インドから中国へ仏教を伝えた達磨というお坊さんが元になっています。
転じて、だるまは、達磨が坐禅した時の姿を模した日本の置物になりました。
現在では合格祈願とか必勝祈願など、縁起物として広く親しまれていますよね!
祈願のため左目に黒目を書いて、成就すると右にも黒目を入れる「目入れだるま」の風習は、江戸時代に広まったそうです!
ちなみに、願いごとによってだるまの色を変えると良いそうですよ!
・金、黄色:金運アップ
・緑:健康祈願など
それから、毎年初めにはだるま市が各地で開かれています!
一番大きい規模のだるま市は、群馬県高崎市のだるま市です。
高崎市は、だるまの日本一の生産量を誇るんですよ。
※高崎市などの日本三大だるま市についてはコチラの記事をご覧下さい!
まとめ
・だるまの飾り方で顔の向きは、顔が南向きになるように置くと良い
・だるまは願いが叶っても叶わなくても一年一回取り替える
・だるまを自宅で処分する方法は、白紙に清め塩をして供養をする
だるまの飾り方は、地域によっても違うことがあります。
願掛けのために頑張って見守ってくれるだるまは、自宅の清い所に祀ってあげましょう。
リビングに置く場合は、見上げるような場所に方角と顔の向きに気をつけて置きましょう。
だるまは、自分や家族の願いを応援してくれているので、大切に飾りましょう!
ぜひ参考にして頂けるとうれしいです。
それでは!