世界三大微笑像とは?世界中の人々が敬った慈愛の微笑のチカラ!

2021年2月27日

世界三大微笑像ってご存知ですか?
国宝「弥勒菩薩半跏思惟像」や、レオナルドダヴィンチ作の「モナリザ」や、エジプトのスフィンクスと並んで、「世界三大微笑像」と呼ばれています。

これらの微笑は普通の笑顔と違って、敬愛するような慈悲深いものがあります。
普段は何気ない微笑でも、人生の道が分からなくなったとき、悩みがあるとき、人が信じられなくなったときなど、その微笑をみると心の揺らぎが鎮まっていくような気がしてきます。

さて今回は、世界三大微笑像についてお話していきます。
世界中の人々を魅了している微笑には何かチカラがあるのでしょうか。

世界三大微笑像1:国宝「弥勒菩薩半跏思惟像」(日本)

世界三大微笑像の1番目、「弥勒菩薩半跏思惟像」(みろくぼさつはんかしゆいぞう)で、日本の国宝第1号です。
飛鳥時代から奈良時代にかけての作品が多く、日本には大陸から6世紀から7世紀の弥勒信仰の流入と共に伝えられました。

その像は日本に一つだけではなく、京都府京都市にある広隆寺の「宝冠弥勒」や奈良県 中宮寺「木造菩薩半跏像(伝如意輪観音)」が国宝として知られています。

この他にも東京国立博物館や寺院、美術館などに安置されています。

「宝冠弥勒」の右手の中指を頬にあてて物思いにふける姿は傑作とされ知られています。
『日本書紀』(720年に完成)に記されているのによると、推古天皇11年(603年)、聖徳太子から譲り受けた仏像、または推古天皇31年(623年)新羅から請来された仏像のどちらかがこの像に当たるのではないかと言われています。

その昔、奈良県を訪れたときに東大寺を訪れたので拝見したかもしれませんが、ちょっと記憶にありません。
大人になってから見ていないので、今度はぜひお姿を拝見したいものです。

世界三大微笑像2:モナリザ(レオナルドダヴィンチ フランス)

世界三大微笑像の2番目、モナリザは、「謎の微笑」と言われレオナルドダヴィンチが描いた絵です。
現在はルーブル美術館に保管されています。
誰もが一度は聞いたことがあり、絵画に疎い人でも写真や映像で見たことがあるでしょう。

幸運にも僕は、フランスに行ったときルーブル美術館でモナリザを実物で見ることができました。
歴史的作品が多いので、ルーブル美術館に入っただけでも興奮ものだったのですが、モナリザを拝見できたときは、言葉にならないくらいうれしかったです。

実物は、縦77㎝で横53㎝と、絵画の中では小さい部類に入ります。
もっと大きいのかと思っていましたので、「小さいな」と思ったぐらいです。

大きい絵画だと思って館内を探して見学していましたので、見逃してしまいそうになりました。
モナリザのところは、大変な人だかりでなかなか前に進んでみることが出来なかったです。

それでも待って実物を見られたときは、モナリザのファンでも美術の心得があるわけでもない僕なのですが、何とも言えない気持ちになりました。

目に焼き付いて忘れないようにしようと言う言葉がありますが、その通り何年たってもあの風景は忘れられないです。

モナリザは角度によって、見え方も変わるのでマジックがかかっているかのようです。
天才と言われるレオナルドダヴィンチも巧みな技法を使ったのでしょう。

世界三大微笑像3:スフィンクス(エジプト)

世界三大微笑像の3番目、スフィンクスは古代エジプトの古王国時代に一枚岩から作られた石像で、カイロ郊外、ギザのギザ台地の三大ピラミッドのそばにあります。

スフィンクスとは、エジプト神話やギリシア神話、メソポタミア神話などに登場する、ライオンの身体と人間の顔を持った神聖な存在あるいは怪物です。

怪物を石像にしたの?と思ってしまいますが、この時代ライオンは「聖獣」とされていました。
そこからライオンはスフィンクスとなりファラオ(エジプトの王)を守護神となったと思われます。

紀元前2500年頃、第四王朝カフラーの命令により、第2ピラミッドと共に作られました。
スフィンクスの前足の間から発掘された碑文の最後に「Khaf」の文字があったことから、カフラーが命令したのだろうと想像できます。

現在の銅像みたいな感じなのでしょうか。

スフィンクスの微笑は、王様を守るために表情を顔に表わすことなく、常に冷静でなければならない、そんな感じの表情に見えますね。

微笑のチカラとは

世界三大微笑像は、なぜこんなに人々を魅了するのでしょう。
場合によっては、今起こっていることに対して「微笑」をみると涙が出そうになるくらいの気持ちになっていくと思います。
微笑は、カウンセラーやセラピストの役割があると思えます。
その微笑を見たくて、拝見し「もう少し頑張ろう」と思えることが微笑のチカラです。

自分自身でも楽しくないときでも、口角を上げて笑っているような表情をすると脳が勘違いし、楽しい気分になっていくようです。
簡単にできますので、思い出したら口角を上げてみましょう。

気分が上がってくるかもしれません。
明るい表情をしていると、他の人との距離も縮まりそうですね。

まとめ

1、「弥勒菩薩半跏思惟像」の京都府広隆寺の「宝冠弥勒」は、日本の国宝(彫刻の部)第1号
2、モナリザは、「謎の微笑」と言われ現在はルーブル美術館に保管されている
3、スフィンクスは古代エジプトの古王国時代に一枚岩から作られた石像のこと
4、世界三大微笑像は、人々を魅了する

世界三大微笑像は、その微笑を見つめているだけで心が癒されていきます。
そんな微笑は、像や絵を拝見したいと思って訪れた人全てを受け入れてくれるのでしょう。
心の中で思ったことを肯定も否定もせずに丸ごと受け入れて微笑んでくれているようです。

なので、見る人によって表情が違って見えるかもしれませんね。

世界三大微笑像は写真でもその微笑は効果があります。
じっくり見ているとカウンセラーやセラピストにもなってくれそうです。
そんな微笑の表情ではないかと思いました。