ベーキングパウダーと重曹の違いは何か?それぞれ代用できる?

2021年2月27日

シフォンケーキなどのお菓子作りに膨らまし粉として欠かせないベーキングパウダーですが、重曹を使ってのレシピもありますよね。
どちらも生地を膨らます効果があることは分かりますが、ベーキングパウダーと重曹の違いはどんな点なのでしょうか。
僕の妻も重曹で失敗した経験がありますよ。

今回は、ベーキングパウダーと重曹の違いと、それぞれ代用できるのかをみていきますね。

ベーキングパウダーとは?

マフィン

ベーキングパウダーは、重曹(ベーキングソーダ)を主成分に作られている、膨らまし粉です。
特徴は、水や牛乳を混ぜた時点ですぐ膨らみ、また生地が縦にふんわり膨らみます。
これは、クエン酸などの酸やコーンスターチなどの素材が加えられているためです。

無味無臭で見た目は重曹と似ていますが、ベーキングパウダーは主に洋菓子のお菓子作りに使われることが多いようです。
ベーキングパウダーを使った場合、生地は小麦粉など材料の色がそのまま再現され、味も特に変わらないのに加えて、重曹より見た目や味がより良くなる成分を追加しています。

ベーキングパウダーを使うとき気をつける点は、水や牛乳を混ぜた時点ですぐ膨らむので
ベーキングパウダーを混ぜたらすぐ焼かないと上手く膨らまないことがあります。

重曹とは?

重曹

重曹(ベーキングソーダ)は、炭酸水素ナトリウムというのが正式な名称です。
別名で「重炭酸ソーダ(曹達)」の呼び方もあり、略して「重曹(じゅうそう)」と呼ばれています。
特徴は、重曹は水(液体)と混ぜて熱を加えると二酸化炭素を発生する働きがあります。
膨らみ方は横方向で、どら焼きなど焼き菓子のお菓子作りに適しています。
お菓子作りなどでは、この働きによって生地が膨らみますが、それほど大きくは膨らみません。
生地がやや黄色味を帯び、ほんのり苦味が残る特徴もありますが、焼き菓子には良い色づきになります。

液体を加えると、すぐに反応する性質なので、焼き菓子を作るときは、混ぜたらすぐに焼き始める必要があります。

重曹は、食用・掃除用・工業用と3種類に分類されていて中身には大きな違いはないそうですが、それぞれの用途にそったものを購入しましょう。

僕の妻は、牛肉を柔らかくしようと重曹を使って焼いたのですが、肉は柔らかくなっても
苦味が残ってしまい、おいしくなかったです。
どうやら牛肉と重曹の相性は悪いみたいですね。
鶏むね肉と重曹は、程よく味もついてとても美味しくなるそうです。

ベーキングパウダーと重曹の違い

ここで、ベーキングパウダーと重曹の違いをみていきましょう。

焼き上がりの色や食感が違う

ベーキングパウダーは、シフォンケーキなどふんわりと白く仕上げたいときに使われます。ホットケーキを例にとると、もちもちとした食感を出したいときは重曹、ふわふわとした食感を出したいときはベーキングパウダーを使うといいでしょう。

重曹とベーキングパウダーを合わせて使うこともできるので、どちらの食感も出したいときは両方を使うこともできます。

一方、重曹は、独特のにおいや苦味があり、焼くと色がつくのが特徴です。
焼き上がりの食感をもったりとしているので、どら焼きや甘食の生地に使われることが多いです。

重曹には幅広い用途がある

ベーキングパウダーはお菓子などを膨らませる粉や、サクサク感を出すのに天ぷらを作るときにも使われています。

重曹はお菓子などを膨らませる以外に、野菜のあく抜きや黒豆などを柔らかくする効果を目的に使われたりします。
ほかにも、食用・掃除用・工業用と3種類に分類されていて、食用だけでなく掃除にも使えることでも有名です。
このようにベーキングパウダーにくらべて、重曹のほうが様々な用途で幅広く使うことができます。

ベーキングパウダーと重曹の違いの動画がありました。
短いですが、参考にどうぞ。

ベーキングパウダーと重曹は代用できる?

ベーキングパウダーと重曹は代用できるのでしょうか。
この二つは、少し成分が異なるのと発生する炭酸ガスの量も違うため、そのままの分量では代用できません。
また、生地が膨らむという点は共通していますが、焼き色や風味が変わるので、代用しても全く同じ仕上がりにはなりません。

代用するときの分量は次のものを目安にするといいでしょう。

POINT
・重曹をベーキングパウダーで代用する場合:レシピの2倍の量を目安にする
・ベーキングパウダーを重曹で代用する場合:レシピの半分の量を目安にする

重曹には、独特のにおいや色がつくので、ベーキングパウダーと同じ分量にすると、仕上がりの風味がかなり変わってしまいます。
代用する時は半分の量、と覚えておきましょう。

まとめ

  • ベーキングパウダーは水や牛乳を混ぜるとすぐ膨らみ、生地が縦にふんわり膨らむ
  • 重曹は水(液体)と混ぜて熱を加えると二酸化炭素を発生し、生地は横に膨らむ
  • ベーキングパウダーと重曹の違いは主成分による食感の違い
  • ベーキングパウダーと重曹を代用する時は量に注意をして使う

ベーキングパウダーと重曹は同じ膨らまし粉として使えます。
分量を調整すれば代用もできますが、重曹を代用した場合、多少風味、苦味があることもあります。
手元になければ代用もいいですが、材料によっては重曹だけでは膨らまない場合もあります。
その時は、作るお菓子を変更するなどして工夫してみましょう。

おうちにいる時間が長いときは、少し凝ったお菓子作りをするのも良いかもしれませんね!

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