アボカドの「ハス種」の特徴は?育て方やおすすめの食べ方も解説!
アボカドは、千種以上もの品種がありますが、日本に輸入されるのは、ハス種のアボカドだけです。
色んな品種があるなかでも、ハス種はおいしいと言われ、世界の産地の主力品種になっています。
アボカドは、「森のバター」や「バターフルーツ」と呼ばれ、ビタミンEも多く含まれる体におすすめのフルーツです。
しょうゆともよく合うので、日本でも馴染みやすかったと言われます。
今回は、アボカドのハス種の特徴や自宅で育てる方法、おすすめの食べ方についてご紹介していきます。
アボカドのハス種の特徴
アボカドのハス種の特徴として、熟すと皮が黒くなるのが目印です。
他の品種は熟しても緑色か暗い緑色になるだけです。
日本で売られているのは、ほとんどハス種です。
アボカドのハス種の脂肪は、18~25%で、果肉は滑らかで繊維はありません。
皮は、ゴツゴツとしているものも多いですが、そうでないものもあります。
熟すと皮が黒紫色になり、形は楕円型ですが、大きなものは西洋梨のような形になるものもあります。
日本国内で出回っているハス種は、皮が固いため長距離の輸送が容易なことや、栽培が容易なこともあり、日本だけでなく全世界で食べられているのがこのハス種なのです。
アボカドの選び方についてはコチラの記事でどうぞ!
アボカドのハス種を育て方は?
ハス種を育ててみるという発想は今までありませんでしたが、自宅で観賞用に栽培することが可能のようです。
アボカドを切るときは、種を傷つけないように注意しながらアボカドを切ります。
取り出した種は、水に半分くらい浸しておきましょう。
大きさにもよりますが、ハス種は3日程度で皮がむけるようですね。
他の品種は、2週間ほどで茶色い皮が剥けます。
剥けかけてきたら剥いてあげます。
皮が剥けたら水耕栽培の開始です。
透明のペットボトルが栽培に適しています。
ペットボトルを半分に切って、上と下と重ねると丈夫な容器になりますよ。
水替えは2日ごとにしたほうがいいですね。
暑い日はすぐに水が腐ります。
水栽培をしていて、根が出たら土に植え替えましょう。
アボカドは、成長するのが早く10年で一階の屋根に届いてしまうほどだそうです。
くれぐれも植える場所を間違えないようにしましょう。
観賞用として育てたい方はプランターで育てるといいでしょう。
アボカドの種の水耕栽培の動画がありました。
参考にしてください。
アボカドを育てるのに必要なアイテムは?
アボカドを育てるのに必要なアイテムは、水栽培なら「アボカドの種」「水」「水を入れる容器」「爪楊枝」です。
「爪楊枝」は、アボカドの種に爪楊枝を刺して容器にかかるようにすると、アボカドの種が水に全部浸かってしまうのを防いでくれます。
種が全部水に浸かってしまうと、呼吸できなくなるそうですね。
水に浸かる部分は、アボカドの種の半分くらいがちょうどいいようです。
水耕栽培の他に、鉢植えや地植えで育てる方法もあります。
水耕栽培というと、球根を水耕栽培で栽培した経験がありますね。
僕が栽培したのはヒヤシンスの花でしたが、種から芽が出る様子が分かって面白かったですね。
水耕栽培で、種から芽が出てくるのが確認できたら、鉢かプランターに移しましょう。
地植えをすると大きく育ってしまいますので、注意が必要です。
アボカドのハス種のおすすめの食べ方
ハス種のおすすめの食べ方は、醤油やマヨネーズ、オリーブオイルなどいろいろな調味料と相性が合います。
果肉は薄緑色で脂肪分をたっぷり含み、コクがあってネットリとした味わいです。
ボリュームもあるので毎朝食事の前に食べるとダイエット食としてもよいでしょう。
アボカドとトマトを和え、サラダにして醤油ベースのドレッシングで食べるのも美味ですね。
日本に輸入しているアボカドのほとんどがこの品種で、メキシコ産が9割を占めます。
まとめ
1、アボカドのハス種の特徴として、熟すと皮が黒くなるのが目印
2、ハス種を自宅で観賞用に栽培することが可能
3、アボカドの種の水耕栽培のアイテムは、「アボカドの種」「水」「水を入れる容器」「爪楊枝」
4、ハス種は、醤油やマヨネーズ、オリーブオイルの調味料と相性が良い
アボカドのハス種はコクがあってネットリとしているので、醤油をかけても和風サラダなどによく合います。
でも丸ごと1個だと「一度に使い切れない」ということもあると思います。そんなとき小さいサイズのアボカドを購入してみましょう。
普通の大きさのアボカドは200g前後ですが、小さめサイズは120gほどです。
味は普通のものと変わりませんし、料理に使いやすいですね。