芳香剤をこぼした時の対処法は?どう掃除すれば正解?素材別に解説!
お部屋やトイレの芳香剤、普通に使えばほのかに香るとてもいい匂いですよね。
でも詰め替えや買い替えのタイミングで、パッケージをはがした瞬間手が滑って・・・
僕も最近トイレを拭き掃除していたら、勢い余って手で芳香剤を倒してバシャン!
床とトイレのマットにかかってしまいました。
正しい使い方だとほのかに香るのに、こぼした時のあの強烈な香り。
普通に拭くだけで香りは取れるのでしょうか?
芳香剤をこぼした時の正しい対処法について解説していきます!
床に芳香剤をこぼした時の対処法
芳香剤をこぼしてしまう場所として、まずは床、または出窓の床板、棚などが多いと思います。
床にこぼした場合、まずどんな素材でも、素早く水拭きすることが大切です。
特にニスやワックスがかかっていると、変質してはげたり変色することがあります。
正に時間との勝負。
香りが取れやすいようにお湯で濡らしたタオルや雑巾を使います。
香りが取れにくいようであれば、雑巾を洗う水に台所用洗剤を混ぜてみてください。
芳香剤の多くは油性の成分なので、油汚れが落ちやすい台所用の中性洗剤を使うことでより早く落ちると思います。
洗剤で拭いた後は、綺麗な水でしっかり洗った雑巾で仕上げ拭きしてください。
畳などの場合は、繊維の奥に入り込んでしまいます。
水拭きしてもニオイが残る時は、熱の力で揮発させます。
衣類用のアイロンをスチーム設定にして、スチームを畳に当てます。
この時畳にアイロンが触れないようにしてください。
あくまで蒸気を当てることが目的です。
アイロン自体を当ててしまうと焦げてしまいます。
畳に当てるのが怖い人は、濡れたタオル越しにアイロンを当てると、直接畳に触れないので簡単に出来ると思います。
蒸気の水分と熱で香りが飛びやすくなります。
服やマット、布製品にこぼした時は?
床より厄介なのが布製品ですよね・・・
布は時間が経つとニオイも色も取れづらくなるので、時間との勝負です。
服やトイレマットの様に洗濯できるものは、バケツや桶に50℃位のお湯を入れて洗います。
まずお湯で大方の汚れを流します。
軽く絞ったら、洗濯用の洗剤(デリケートな洋服でなければ食器用洗剤も可)を入れた50℃位のお湯でざぶざぶ洗います。
最後に水で洗剤を洗い流します。
洗濯機の脱水機能だけを回して、日陰で干します。
直射日光には干さないで!
ニオイを飛ばすなら直射日光の方が良いじゃん、と思うかもしれません。
しかし、もし布に芳香剤の成分が残っていたら、紫外線で変質してしまい、最悪シミになってしまうかも。
お湯と洗剤で洗っていれば、日陰であっても蒸発する時に一緒に芳香剤の香りも飛んでくれます。
ズボラさんにはこれ!こぼれない芳香剤3選!
そもそもこぼれない芳香剤だったら、こんな面倒なことにはなっていませんよね。
倒してもこぼれにくい、詰め替えも楽ちんな芳香剤を紹介します。
よく液体の芳香剤を倒してしまう、詰め替えの時にこぼしちゃうという人必見です。
置き型ファブリーズ
設置する時は、フィルムをはがすだけ。
ゼリー状の消臭芳香剤なので、倒れてもこぼれることはありません。
部屋用、玄関用、トイレ用と場所別になっており、白いシンプルなデザインなので、どんな場所でも馴染みます。
お部屋の消臭力 香りのシャワー
スプレータイプだから、こぼれる心配がありません。
ニオイが気になる場所にスプレーするだけで、消臭とほのかに芳香ができます。
爽やかな石鹸の香り。
布製品にも使えて、なかなか洗えないカーテンやソファーにおすすめです。
アース ヘルパータスケ
介護しているお部屋の排泄臭の成分を利用して、良い香りにしてしまうという画期的な商品。
コンセントに設置するだけで60日間、優しいフローラルの香りが楽しめます。
ペット用トイレを設置している部屋や廊下のニオイ対策にもなります。
薬液がこぼれにくい造りなので、詰め替えも楽ちんです。
まとめ
・床や木材→お湯拭きして取れない時は、中性洗剤を使う
・畳などの繊維が入り組んでいる場合は、アイロンのスチームを当てる
・布製品→お湯ですすいだ後、中性洗剤で洗い、よくすすぐ
・日陰で干す(天日干しは染みの原因になることもある)
芳香剤を倒しちゃった時は、強烈な香りでびっくりしてしまいますよね。
一旦落ち着いて、でも速やかに香りを落とすことに専念しましょう。